最近では珍しくなくなった「どこからでも切れます」というパッケージの表記。
いわゆるマジックカットと呼ばれるものです。
ところがいざ開けようと思ったら切れない・・・そんな経験はありませんか?
そんな時ってちょっとイライラしてしまいますよね。
どこからでも切れますというのは大嘘なのでしょうか?
また、どこからでも切れるあの仕組みはどうなっているのでしょうか?
今回は「どこからでも切れます」が切れない時の切り方についても併せて調べましたので、見ていって下さいね。
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どこからでも切れますは大嘘?仕組みは?
以前は切れ目があってそこから開ける事が当たり前でした。
しかし今は切れ目がなく、どこからでも切れる“マジックカット”のものが増えてきました。
切れ目を探す必要がなく便利なのですが・・・。
“どこからでも切れます”と書かれているにもかかわらず切れない事があります。
その度に「どこからでも切れないじゃん!」と思う人は多いのではないでしょうか。
実際のところ“どこからでも切れます”は大嘘なのでしょうか?
そもそもどのような仕組みでどこからでも切れるようになっているのでしょうか?
マジックカットなのに切れない理由としていくつかあります。
①水分や油分が付いている
手や袋に水分や油分が付いているばあい、滑って切れなくくなります。
②斜めに切ろうとしている
袋の材質の繊維方向と切る方向が一致していないと切れにくくなります。
また、マジックカット部分は切れたものの熱圧着層の部分が硬いためにそこで止まってしまう事もあります。
中身が入っている所まで切れなかったというのは主にこれが原因だと思われます。
そして“どこからでも切れます”の仕組みですが・・・。
袋の表面をよく見ると、小さな三角形・三日月状の傷が無数に付いています。
この無数の傷があることでどこからでも切れるマジックカットが成立しているのです。
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どこからでも切れますが切れない時の切り方は?
どこからでも切れます・・・のはずが切れない時、どうやって切ればいいのでしょうか?
一番手っ取り早いのはハサミを使って切る事です。
強引に開けるより飛び散ったりする事故は防げるはずです。
でも、
「手元にハサミがない」
「マジックカットなのだから意地でもハサミ無しで開けたい!」
という人もいるでしょう。
その場合は、まず開かない原因に対する対策をしてみましょう。
手や袋に水分や油分が付いている場合→それらを取り除く
繊維方向と切る方向が一致していない→斜めに切らないようにする
といった感じですね。
それでも切れない場合は無理に切ろうとすると中身が飛び散るなどの事故が発生するおそれがあります。
なので諦めてハサミで開封するようにしましょう。
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まとめ
“どこからでも切れます”という表記があるにもかかわらず切れないという経験をした事がある人は多いです。
ただし開かないのには理由があります。
なので“どこからでも切れます”が大嘘というわけではありません。
手や袋に水分や油分が付いている場合はそれをしっかり拭き、斜めに切らないようにしてみましょう。
そうすると切れやすくなります。
ただし熱圧着層の部分が硬いためにそこで止まってしまう事もあります。
無理に開けようとすると中身が飛び散るおそれがあるので、なるべくハサミで開けるようにしてくださいね。