新型コロナウィルスの流行の影響で私たちの生活様式は大きく様変わりしました。
緊急事態宣言などで自粛を余儀なくされた人も多いでしょう。
そんな新型コロナウィルスは現在でも猛威を奮い続けています。
そしてその流行によりアルコール消毒をする人が増えました。
ところでアルコール消毒の液が何かのはずみで口や目に入ってしまう事があるようです。
口や目に入った時の症状は?危険性はある?
アルコール消毒の液が口や目に入った時の症状や危険性について調べましたので、見ていって下さいね。
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アルコール消毒が口や目に入った時の症状は?
アルコール消毒が口や目に入ってしまう可能性がないとは言い切れませんよね。
例えばスプレータイプのアルコール消毒液が勢い良過ぎて跳ね返ってきたりする可能性もあります。
ではアルコール消毒が口や目に入った時はどのような症状が現れるのでしょうか?
口と目、それぞれに入った時の症状を紹介します。
まずは口からです。
口にアルコール消毒が入り飲み込んでしまった場合、中毒症状が起きるおそれがあります。
具体的には運動失調や視力障害、悪心・嘔吐、低体温、低血糖、混迷、昏睡などです。
“アルコール”消毒なので急性アルコール中毒の症状が起こる可能性があるんです。
ちなみにアルコール消毒液はエタノールですが、メタノールという似た名前の成分が含まれている場合があります。
メタノールは工業用のアルコールで、吸入したり飲んだりすると吐き気やめまい、意識障害を起こすおそれがあります。
更に最悪の場合失明や命を落とす危険性もあります。
特に自作でアルコール消毒液を作ろうとする人が使おうとする事がありますが、メタノールは危険なので絶対に使わないようにしましょう。
次は目です。
目にアルコール消毒が入ってしまった場合、まず目に痛みが生じます。
更に目の痛みが続いたり充血したりする事があるようです。
そして最悪の場合、失明のおそれまであるんです。
アルコール消毒液によっては人体への影響が少ないとされるアルコールもあります。
しかし基本的には口と目、どちらに入っても危険性があるといえるでしょう。
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アルコール消毒が口や目に入った時の対処法
アルコール消毒が口や目に入った時の症状を知ると、とても危険性があるものだと分かって頂けたと思います。
そこで万が一の時のために知っておきたいのが口や目に入った時の対処法です。
アルコール消毒が口や目に入った場合、その後どのように対処すればいいのでしょうか?
目や口に入ったら痛みがなくなるまで、大量の水またはぬるま湯で直ちに洗浄してください。
充血や痛みが治まればしばらく様子を見てもいいですが、不安を払拭するために病院に行くのもいいでしょう。
洗浄しても目の充血や痛み、体に異常がある場合は必ず病院で診察を受けてくださいね。
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まとめ
アルコール消毒が口や目にうっかり入った時、程度は違うものの症状が現れる可能性があります。
口の場合は運動失調や視力障害、昏睡状態などの異常が現れる事があります。
また目の場合は傷みや充血、更には失明のおそれがあります。
口も目も危険性が高く、異常が続くようならば直ちに病院に行くようにしてください。
アルコール消毒も使い方を誤ると最悪、命にも関わってきます。
正しいアルコール消毒のやり方と口や目に万が一入った時の対処法を知っておき、安全に感染予防対策をしていきましょう。