カレーって寝かせた方が美味しいってよく言いますよね。
なので作り置きする人も多いとおもいます。
でも特に夏場は常温のまま保存すると傷んでしまうんですよね。
そこでカレーを熱いまま冷蔵庫に入れて保存するのはアリなのでしょうか?
カレーを熱いまま冷蔵庫に入れても大丈夫なのか、カレーの保存方法について調べましたので見ていってくださいね。
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カレーを熱いまま冷蔵庫に保存するのはアリ?
“暖かい料理を冷蔵保存する場合はすぐに冷やす”
これは暖かい料理の保存方法の中で、食中毒の菌を繁殖させないための鉄則です。
いくら加熱しても、ゆっくり時間をかけて冷ましていたら菌が繁殖しやすい時間帯が長くなってしまいます。
これはカレーにも当然当てはまります。
ただし、だからといってカレーを熱いまま冷蔵庫に入れて保存するのはNGです。
熱いままのカレーを冷蔵庫に入れることで、庫内の温度が急上昇します。
その結果、他の食品が傷んでしまうおそれがあるのです。
また温度の上がってしまった冷蔵庫は、庫内の温度を設定温度まで戻そうとします。
そのためにコンプレッサーが全開で回り、余計に電力を消費してしまうんです。
なのでカレーは熱いまま冷蔵庫に入れるのではなく、できるだけ早く粗熱を取ってから冷蔵保存しましょう。
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正しいカレーの保存方法
粗熱を急速に取る方法として、
・氷を使う
・アイスパックを使う
・扇風機の風に当てる
・冷房に直風に当てる
といった方法があります。
ではカレーはどうやって粗熱を取ればいいのでしょうか?
調理後に氷水を張ってカレー鍋ごと浸します。
全体を大きくかき混ぜながら急速に中心部まで冷やしましょう。
ちなみにカレーや煮物などには“ウェルシュ菌”という食中毒菌が潜んでいます。
この菌は100℃以上で6時間加熱しても死滅しません。
ある程度の数まで繁殖しないと食中毒は発生しないので、ウェルシュ菌を繁殖させないことが重要になってきます。
なおこのウェルシュ菌の弱点は“酸素に弱い”という点です。
カレーを保存する際は冷蔵庫で保存し、保存期間が長くなりそうなら冷凍保存しましょう。
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まとめ
カレーを熱いまま冷蔵庫に入れるのはNGです。
冷蔵庫内の温度が急上昇するため、他の食品が傷んでしまったりします。
また、設定温度に戻そうと冷蔵庫が働くので、電気代も余分にかかってしまいます。
そこでカレーを鍋ごと氷水に浸して急速に冷やしてしまいましょう。
冷やしてる最中は全体に大きくかき混ぜるようにしてください。
そしてそのカレーをどのくらいの期間で食べるのかによって、冷蔵保存か冷凍保存にするのかを決めましょう。
繰り返しになりますが、常温保存だけは絶対に避けてくださいね。