日本人にとって野鳥の中でも身近な存在であるスズメ。

街中でも見かける事が多いですよね。

 

ピョンピョン跳ねて移動しているスズメは見ていて飽きません。

小さくて可愛らしい見た目をしているスズメを飼いたいと思った事のある人は多いでしょう。

そんなスズメを迎えるにあたって気になるのが値段です。

 

スズメのペットの値段はいくらなのでしょうか?

それ以前に、スズメのような野鳥を飼っても問題ないのでしょうか?

そもそもスズメは飼えないのでしょうか?

 

今回はこれらの点について調べましたので、見ていって下さいね。

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スズメのペットの値段はいくら?

スズメ ペット 値段
https://keiji-pro.com/magazine/87/

野鳥は数えきれないほどいますが、日本の野鳥といわれて何が思い浮かびますか?

私達の身近にいる鳥であるスズメという人も多いと思います。

 

朝に鳴き声が聞こえたり地面をピョンピョンと移動しているのをよく見かけます。

小さくてコロッとした体型、つぶらな目・・・そんな可愛いスズメを飼いたいと思う人もいるでしょう。

ペットをお迎えする時にお世話になる事が多いのはペットショップやブリーダーです。

 

しかし仮にお迎えするとしても値段が気になるところです。

スズメのペットの値段はいくらなのでしょうか?

残念ながら、スズメはペットショップやブリーダーで取り扱われていません。

 

というのも、スズメをペットとして飼育するのは“鳥獣保護法”に違反する行為だからです。

 

スズメを含め、対象の鳥獣および鳥類の卵を捕獲・採取・損傷する事は“鳥獣保護法第8条”で禁じられています。

明らかに保護する必要があるスズメを保護する事すら違法なんです。

違反した場合は1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられます。

法律に違反するのですから、当然スズメは販売されていません。

なのでスズメの値段というものは存在しないのです。

 

実は後述する条件を満たせば一時的に飼えるのですが、正直厳しいです。
どうしても飼いたいのであればフィンチ類がお勧めです。

フィンチ類はスズメに似た動きや見た目をしており、文鳥やジュウシマツ、カナリアなどがいます。

 

文鳥:1,500~10,000円
ジュウシマツ:2,000円?3,000円
カナリア:10,000円前後

 

上記の値段はショップやブリーダー、羽の色などで変動するのであくまでも目安です。

当然ですが飼う場合は必ず最後まで責任を持つようにしましょう。

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スズメはそもそも飼えない?

スズメ そもそも 飼えない
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%83%A1

鳥獣保護法に違反するのであればスズメはそもそも飼えないのでしょうか?

実はそうとも言い切れず、絶対に飼育できないというわけではありません。

 

まず、前述の通りスズメはペットショップなどで売られていないので、捕獲する必要があります。

スズメを捕獲する条件は、

①都道府県知事の許可がある

②狩猟期間内に狩猟、捕獲を行っている
期間は地域によって異なります。
必ず住んでいる自治体に確認するようにしてください。

③狩猟可能区域で狩猟、捕獲を行っている
地域は各自治体が定めています。
地図はホームページなどで誰でも閲覧可能です。

④捕獲方法が適切である
手づかみや鷹狩りなど、道具を使わなければ許可なく行う事ができますが、銃や火薬器といった道具を使って捕獲する場合は許可が必要です。
また、誘引などで間接的に道具を使う際にも許可が必要です。

詳細は自治体などに問い合わせるようにしてください。

⑤狩猟可能な種類である
スズメは狩猟が可能となっているので、①~③を守れば大丈夫です。

となっています。

 

なお飼育の期間も決まっています。

なのでずっと飼えるというわけではないという点に注意しましょう。

色々制限があるので、絶対にスズメじゃないと嫌というわけではなければ先ほど紹介したフィンチ類がお勧めです。

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まとめ

スズメをペットとして飼育するのは“鳥獣保護法”に違反する行為となります。

そのためペットショップやブリーダーが販売している事はありません。

 

スズメが飼いたい場合は許可を得たうえで条件を満たす必要があります。

正直、これらの条件はかなりハードルが高いです。

なのでスズメに動きや見た目が似ている文鳥やジュウシマツ、カナリアなどのフィンチ類を飼うのもアリです。

 

ただし生き物なので必ず最後まで責任を持って飼育する事が前提です。

可愛いからという理由だけで飼うのではなく、あらかじめ調べてからお迎えするようにしてくださいね。