図書館って色々なジャンルの本がたくさん置いてありますよね。
実際に利用した事がある人は多いでしょう。
そんな図書館の本に関してですが、大事に扱っていても思わぬアクシデントに見舞われる事があります。
例えば図書館の本が破れたり汚れたりシミができたり…。
図書館の本がこのような状態になった時、弁償すべきなのでしょうか?
今回はこれらの疑問について調べましたので、見ていって下さいね。
スポンサーリンク
図書館の本が破れた時、汚れた時、シミがついた時の対応は?
色々な本を読める図書館って便利ですよね。
図書館のお世話になっているという人は多いでしょう。
しかしいくら大事に扱っていても、本が破れたり汚れたりといったアクシデントに見舞われてしまう事ってありますよね…。
図書館の本が破れた時や汚れた時、シミがついた時の対応はどうすればいいのでしょうか?
まずは破れた時の対応からです。
破れたからといって自分で勝手に修理しないでください。
本が破れてしまった時に修理で使いがちなのがセロハンテープです。
でもセロハンテープは経年劣化で本を傷めてしまい、本の修理には適していません。
実際に、黄色くパリパリの状態になったセロハンテープが貼られた本を見た事がありませんか?
破れたら絶対にセロハンテープで修理はせず、破れた状態のまま図書館に持っていって破れた事を伝えましょう。
次に汚れやシミがついた時の対応です。
本についた汚れやシミがごく小さな範囲であれば、漂白剤などで取り除く事ができる可能性があります。
ただ、基本的に自分でシミを取り除かない方がいいです。
仮にシミや汚れが取り除けたとしても水分によって本がよれてしまうためです。
余程の自信がない限り、汚れやシミがついた本はそのまま図書館に持っていって汚れた事を伝えましょう。
図書館の人は修理に適した道具を持っていますし、修理に必要な知識や技術も持っています。
自分で何とかしたくなる気持ちは分かります。
でも本の状態を余計に悪化させないためにも、図書館の人に任せるようにしてください。
なお、図書館の本は公共の財産です。
仮に自分で綺麗に修理できたとしても、本が汚れた事は図書館側に伝える必要がある点は覚えておきましょう。
スポンサーリンク
図書館の本の弁償基準はどれくらい?
図書館の本が破れたり汚れたり、シミがついたからといって、必ずしも弁償とは限りません。
では図書館の本の弁償基準はどれくらいなのでしょうか?
弁償の必要の有無は、修理した後で本が正常に読める状態になるかどうかがポイントとなります。
破れた部分が無くなっていたとしても、それが絵や文字以外の部分であれば正常に読める状態と判断され、弁償免除となります。
また図書館の人が修理できる範囲であれば弁償免除となる場合があります。
ただし絵や文字以外の部分が破れているにもかかわらず弁償となるケースがあります。
それは“ペットや人による噛み跡や傷がついた場合”です。
衛生的に気になりますし弁償の対象になります。
ペットや小さい子どもが噛んでしまうという事は珍しくないので気を付けましょう。
他にも弁償となるケースはあり、
・水濡れによりページが歪んだり変形が生じている場合
・食べかすや血液などの衛生上問題のある汚れが付着している場合
・マジックやクレヨンどで書き込まれた汚れがある場合
・1ページ丸ごと破れて無くなってしまった場合
などです。
なおこの基準は図書館によって多少異なる場合があります。
図書館によっては本の弁償基準をホームページで後悔している事があるので見ておくといいでしょう。
スポンサーリンク
まとめ
図書館の本が破れたり汚れたりシミがついた場合、勝手に修理しない方がいいです。
修理の方法を誤ると本を傷めてしまうので、そのまま図書館に持っていきましょう。
仮に修理ができたとしても、本を破ったり汚した事を図書館に伝える必要があります。
弁償基準は修理した後で本が正常に読める状態になるかどうかです。
ただし正常に読める状態であってもペットや人が噛んだ跡や傷があると弁償する必要があります。
この他にも弁償対象になるケースはあります。
図書館の本は公共の財産という事を忘れないようにし、大切に扱うようにしてくださいね。