白胡椒と黒胡椒は代用できる？違いは？

調味料の1つである胡椒。

実際に料理の時に使っている人も多いでしょう。

 

そんな胡椒ですが白胡椒と黒胡椒ってありますよね。

白胡椒と黒胡椒の両方が家にあればいいばいいですが、ない場合もあるかと思います。

 

白胡椒と黒胡椒は代用できるのでしょうか？

また、この2つに違いはあるのでしょうか？

 

今回はにこれらの点について調べましたので、見ていって下さいね。

白胡椒と黒胡椒の違いは何？

 

よく白胡椒と黒胡椒って見かけたり聞いたりしませんか？

スーパーなどでもよく見かけると思います。

 

そんな白胡椒と黒胡椒ですが、この2つの違いって何なのでしょうか？

比較するためにそれぞれの特徴をまとめてみました。

 

白胡椒の特徴

 

白胡椒は熟した赤い果実を採取して作られます。

それを水に浸して発酵させて皮を柔らかくしてから果肉を取り除き、乾燥させたものが白胡椒です。

 

胡椒の精油成分が多く含まれている果皮を取り除いているため、マイルドな味で上品な辛味と香りを楽しめます。

繊細な味わいなので、食材の風味を消す事なくうま味を引き立てる働きを持っています。

 

具体的には白身魚や鶏肉、卵料理のような風味が淡白なものにオススメです。

また、ホワイトシチューやシチューのように、黒胡椒だと目立ちやすい料理の仕上げにもオススメです。

 

黒胡椒の特徴

 

黒胡椒は果皮のまま天日干し、または火力で乾燥させ作られます。

胡椒の中でも辛味や香りが強いスパイスといわれており、ピリッとした香りと刺激的な辛味が楽しめます。

 

肉の臭みや酸化を抑える作用があるので肉との相性が抜群です。

味の濃い肉料理や魚料理、カルボナーラといったパスタ料理にオススメです。

 

また全体の味を引き締めたり味わいのアクセントにも使え、サラダなどの野菜料理やスープ、シチューなどにもおすすめです。

白胡椒は黒胡椒で代用できる？

 

家に黒胡椒しかないけど白胡椒が欲しい…そんな場面はありませんか？

白胡椒の代用として黒胡椒は使えるのでしょうか？

 

白胡椒は黒胡椒に比べて辛味が控えめです。

そのため黒胡椒を少量使うことで白胡椒に似た風味付けができます。

 

ただし黒胡椒のように肉の臭み消しなどに活用する事はできません。

 

また、ホワイトソースや色の薄いスープなどに入れると目立ったり色が変わってしまいます。

見た目を重視しているなら不向きといえるでしょう。

黒胡椒は白胡椒で代用できる？

 

完璧にではないものの、白胡椒の代用として黒胡椒を使う事は可能でした。

では逆に黒胡椒の代用として白胡椒を使う事はできるのでしょうか？

 

白胡椒は黒胡椒に比べて繊細でマイルドな香りと味が特徴です。

一方の黒胡椒は胡椒の中でも辛味や香りが強いスパイスといわれています。

 

つまり黒胡椒よりも白胡椒の方が辛味などが控えめです。

いくら白胡椒をたくさん入れたとしても黒胡椒の辛味や風味とまったく同じにはなりません。

 

そのため白胡椒を黒胡椒の代用として使う事は難しいでしょう。

まとめ

白胡椒と黒胡椒の違いは作り方です。

作る工程により、辛味や香りに違いが出てきます。

 

それにより役割も異なり、白胡椒はうま味を引き立てる働きがあります。

黒胡椒は肉の臭みや酸化を抑える作用や全体の味を引き締める、味わいのアクセントといった効果があります。

 

また、黒胡椒は白胡椒の代用として使う事ができます。

しかしその逆の代用は難しいです。

それぞれに合った料理があるので上手に使い分けていきましょう。