灯籠流しとは火をともした燈籠を海や川に流す行事のことですが、その燈籠には何を書くのでしょうか。
願い事などを書く?
海や川に流した後はどうしているのでしょうか。
その後の回収方法に問題はあるのでしょうか。
灯籠流しをする燈籠に何を書くのかや、その後の回収方法について書いていきますので、見てくださいね。
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灯籠流しには何を書く?願い事?
灯籠流しは火をともした灯籠をお盆のお供え物などと共に海や川に流す送り火の一環として行われる行事であります。
この灯籠に乗った精霊が海や川の向こうにあるあの世に帰っていくと言われれているそうです。
この灯籠ですが、四面に書く場所があり、一面にはご先祖様の名前などを書くようですが、残りの3面には願い事を書くようです。
個人的な願い事を書くより、家族の健康など周りの大切な人に対しての願い事を書かれる人が多いようですね。
特に書かなければいけない文言があるという事ではないようですが、あまり独りよがりな願い事はあまり良くないのかもしれません。
ご先祖様の供養でもありますので、家内安全や世界平和などといった願い事も良いかと思います。
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灯籠流しをした後の回収方法に問題が出る?
灯籠流しは先ほども書いたように、火をともした灯籠を海や川に流す行事になっています。
以前ですと流した灯籠はそのまま下流に流れていくのを見守っていただけだったかと思いますが、近年ではやはり環境の面などからある程度下流まで流れた灯籠を回収して、海や川を汚さないようにしている自治体や灯籠流しそのものを禁止している自治体もあるようです。
また最近では水に溶ける灯籠というものもあるようで、これらのタイプの物ですと溶け切らなかったものを後で回収されているようですね。
地域にもよるかと思いますが、回収した後にお寺などでお炊き上げなどの供養をされているところもあるようです。
灯籠流しは最中はとても幻想的な空間になりますがそのまま放っておくと川や海が灯籠の残骸などが浮かんでしまい環境汚染の原因になってしまうということから灯籠流しをしても短い距離だけ流してその後すぐに回収されているところが多いようですね。
下流まで流さなくても灯籠に気持ちを乗せて流すという事だけでも良いのではないでしょうか。
まとめ
灯籠流しはお盆の時期にご先祖様の供養として海や川に火をともした灯籠を流す行事になっています。
灯籠にはご先祖様の名前などを書くほかにも願い事を書いて流すようにもなっています。
ろうそくの火が幻想的な空間を作り出す灯籠流しですが、環境汚染などの面から灯籠を回収したり、水に溶ける灯籠を使用したりと工夫されているようです。
どのような形であっても供養する気持ちがとても大切ですので、もし機会があれば灯籠流しをしてみてはいかがでしょうか。