気球って普段は乗る機会がないだけに、乗ってみたいと思う人もいるでしょう。
しかしその一方、事故が起きそうで怖いという人もいると思います。
果たして気球は事故率が高いのでしょうか?
怖いけど本当に安全なのでしょうか?
気球の安全性について調べましたので、見ていって下さいね。
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気球は事故率が高い?怖いけど本当に安全なのか?
気球を知らないという人はほぼいないと思います。
テレビで見た事ある人、競技やイベントなどで実際に見た人など様々です。
上空をふわふわと漂う気球は乗ると気持ち良さそうですよね。
しかしその一方、シンプルそうな見た目に安全かどうか怖くて心配になる人がいるでしょう。
果たして気球は事故率が高いのでしょうか?
気球は穏やかに飛行しています。
そのイメージがあるからか、一見とても安全な乗り物に見えます。
しかし大空を飛行するためそれに伴う危険の可能性はあります。
気球には飛行機のような方向を決めるハンドルがなく、パイロットの舵取りには限界があります。
そのため乗り方には注意が必要です。
記憶に新しいのは2013年のエジプトのルクソールで気球の墜落事故が起きています。
実際この事故の後しばらくは、気球でのフライトをキャンセルする人が増えました。
気球を怖いと感じた人は一定数いましたが、事故の後は特に多かったと思われます。
ただ、気球の事故率は飛行機と比べると1/10とされています。
一般的には気球に乗る際は素人だけで乗る事はありません。
知識や技術を持っているパイロットやインストラクターが必ず関わってくると思います。
また先ほどのエジプトの事故は燃料漏れが原因とされています。
プロの人はきちんと風向きや風の強さなどを考えて飛行するのでものすごく危ないというわけではありません。
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気球はどのような仕組みで飛ぶ?
気球は以下の構造から成り立っています。
・球皮(風船の部分)
・バスケット(搭乗するカゴの部分)
・バーナー
・シリンダー(ガスボンベ)
・送風機(球皮を膨らませるための大型扇風機)
この構造から分かる通り、気球には舵やブレーキはありません。
風に乗って風が吹く方向へと移動します。
気球が調節できるのは高さだけなんです。
そこで必要になってくるのがパイロットです。
パイロットは飛行する前に天気図や予報を調べます。
更に離陸前にヘリウムを詰めた風船を放ち、当日の風向きや強さを調べます。
そして事前に集めた情報を元に離陸地を決めて気球を上下させつつ、向かいたい方向の風に乗ります。
操縦する内容が少ないのでパイロットはいらないように思えます。
しかし、気球を操るためには技術だけが必要というわけではないのです。
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まとめ
気球は上下しか操作できず、後は風次第になります。
風船のようなもので浮いているだけですし、怖いと感じる人はそこそこいました。
更に過去に気球の事故が起こり、そのニュースを見て気球が安全なのか心配する人も増えました。
とはいえ、気球の事故率は飛行機の事故よりもはるかに低いです。
もちろん大空を飛行するためそれに伴う危険の可能性はあります。
その危険を回避するためにパイロットがいるので、安心して気球でのフライトを楽しんでくださいね。