家族として犬を迎えている家庭は多いと思います。
特にこのご時世だと在宅の時間も増えているでしょうし、犬で癒されている人もいるでしょう。
そんな大切な犬が歯を飲み込んだとしたら大丈夫なのでしょうか?
病院に行くべきなのでしょうか?
ここでは犬が歯を飲み込んだ時の対応について調べましたので、見ていって下さいね。
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犬が歯を飲み込んだ!大丈夫なの?
犬の歯の数は乳歯が28本で永久歯が42本です。
犬を飼った事がない人はその多さにびっくりしたのではないでしょうか。
犬も人間と同様に様々な理由で歯が抜ける事があります。
そしてどの犬も経験するのが乳歯から永久歯への生え変わりです。
生え変わる予定の乳歯は遊んでいる最中やご飯を食べている時に抜ける事が多いです。
そのため、遊んだり食べている時の勢いでそのまま飲み込んでいる事は意外と多いんです。
「歯が抜けてるのに抜けた歯が見つからない・・・」という時は飲み込んでしまっている可能性が高いです。
そこで気になるのが“歯を飲み込んだけど大丈夫か?”だと思います。
でも大丈夫です。
犬の歯は飲み込んでしまってもフンとして排泄されます。
とはいえ飲み込ませたくない、保管しておきたいので回収したいという場合はどうすればいいのでしょうか?
歯が抜けそうな時、犬もムズムズするようです。
そのためおもちゃなど色々なものを噛んで歯の違和感を紛らわせようとする場合が多いです。
やたらと噛んでるなと思ったら歯が抜けそうなサインかもしれません。
また、口に入れるおもちゃに血が付いていたら歯が抜けた時の出血の可能性があります。
周囲に歯が落ちていないか探してみてください。
ちなみに確率は低いと思われますが、抜けた人間の歯も飲み込んでしまうおそれもあります。
おそらく同じ歯なのでフンとして排泄されますが、念のため動物病院に相談してみるといいでしょう。
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飲み込むと危険な物は?
歯は飲み込んでしまっても大丈夫ですが、飲み込むと危険な物はあります。
身近にあるものも意外とたくさんあるんです。
では、犬が飲み込むと危険な物を紹介します。
●観葉植物
観葉植物だけでなく、球根や植物の生育のために使われる堆肥も危険です。
●身近にある物
トウモロコシの芯や竹串、果物や梅干しの種、人間の医薬品、石や砂、靴下などの布類、紐、鉛筆や消しゴムなどは危険です。
●鶏や魚の骨
先がとがっているので口の中や食道、胃腸を傷つけるおそれがあるので危険です。
口に入れた時はとがっていなくても噛むことでとがってしまう可能性があります。
●人間には無害だけど犬にとっては危険な物
玉ねぎやネギ、ニラ、ニンニク類、チョコレート、カフェイン、キシリトール、生卵の白身、レーズン、アボカド、ナッツ類等々、これ以外にもたくさんあります。
犬種や量によって差はあるものの、これらを飲み込んでしまうと場合によっては命に関わってしまいます。
飲み込んだ物によって症状は様々ですが、一般的に嘔吐や下痢、流涎、食欲不振、元気消失などの症状が現れる事が多いようです。
これ以外にも脳や心臓、神経などに作用する物もあるので、うっかり飲み込ませないように注意しましょう。
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まとめ
犬が生え変わりで抜けた歯を飲み込んだとなると大丈夫か心配になってしまいますよね。
歯を飲み込んだとしても、フンと一緒に排泄されるので大丈夫です。
おそらく人間の歯を飲み込んでも大丈夫だとは思われますが、念のため病院に相談した方がいいでしょう。
そして人間にとって大丈夫な物でも犬が飲み込むと有害となる物はたくさんあります。
中には命に関わってくる物もあるので、犬の近くにそれらを置かないように注意してくださいね。