毎年初詣に行っている人は多いと思います。
初詣に行かないと落ち着かないという人も多いでしょう。
でも初詣といえば混雑する所が多く、コロナ禍では避けたい状況も多々あります。
コロナで初詣はどうなっているのでしょうか?
また対策はどのようにされているのでしょうか?
最近よく耳にする分散参拝の詳細についても調べましたので、見ていって下さいね。
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コロナで初詣はどうなる?対策はされている?
神社によって多少違いはあるものの、人が多く参拝する所はコロナ対策がされるようです。
例として、正月に多くの参拝者が来る神社の対策を紹介します。
A神社
この神社では境内の放送などで距離をとるように呼び掛けるそうです。
他にもお神酒の振る舞いも中止が決定し、元旦から2週間の間は手水舎を閉鎖するそうです。
更に朱印帳には書き入れせずに朱印を押した紙を授与します。
また混雑を避けるために従来は年明けから授与していた破魔矢や熊手などを12月から前倒しで授与しています。
B神社
この神社では手水舎のひしゃくを撤去しています。
また年明けから1月15日までの間は手水舎自体の使用を制限する事が決まっています。
更に参道周辺に毎年立ち並ぶ露店の出店の中止も決めています。
C神社
この神社では感染予防のために社殿前の鈴緒を取り外しました。
お札やお守りを授与するカウンターには仕切り版を設置しています。
また毎年振る舞っていたお神酒や餅も中止する事が決定しています。
初詣は混雑するだけでなく、想像以上に色々な物に触れています。
古くからの伝統が消えてしまっているのは寂しいですが、感染しないための対策なのでやむを得ないのです。
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分散参拝って何?
初詣は正月三が日のイメージが強いですよね。
でもコロナの感染拡大を防ぐために各地の神社は時期や時間帯をずらして参拝する“分散参拝”を呼び掛けています。
例えば12月に初詣を前倒しする「幸先詣」のように、事前に参拝期間を設定している神社も存在します。
他には、
鶴岡八幡宮(神奈川県):2020年12月~2021年の節分まで
太宰府天満宮(福岡県):2020年12月~2021年の3月末まで
以上の期間を初参りとしています。
この期間中は正月の縁起物も授与されます。
三が日に参拝しないと意味がないと思うかもしれませんが、各地の神社を包括する“神社本庁”は「御利益は変わらない」と言って
というのも初詣の期間に明確な定義はないんだそうです。
「参拝は自分や家族、親しい人の幸せを願うために行うもの」なので、その気持ちを忘れる事なく対応すれば大丈夫という事なんですね。
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まとめ
新型コロナの流行により初詣にも影響が出てきています。
神社側でも手水舎や鈴緒の撤去、距離をとってもらうアナウンスをするなどの対応に追われています。
また、各地の神社では時期や時間帯をずらして参拝する分散参拝も推奨しています。
分散参拝期間の間は縁起物の授与もされています。
初詣の期間には定義がありません。
初詣の時の気持ちを忘れていなければ時期にこだわる必要はないので、混雑しているタイミングは避けて参拝するのがおすすめですよ。