冷やす環境がない時に活躍する保冷剤。
アイスやケーキなどを購入した時に貰えたりしますよね。
そんな保冷剤は冷凍庫で冷やす事がほとんどだと思います。
では保冷剤を冷蔵庫で冷やすと効果はあるのでしょうか?
保冷剤を冷蔵庫に入れていると溶けるのでしょうか?
今回は保冷剤を冷凍庫に入れるとどうなるかについて調べましたので、見ていって下さいね。
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保冷剤を冷蔵庫で冷やすのはアリ?使える?
保冷剤は様々なシーンで使いますよね。
例えば、
・アウトドアや野外イベントなどでクーラーボックスに入れて使う
・熱中症対策
・ケガをした時
・お弁当の食中毒防止
などです。
保冷剤はそれ自体を買ったり、ケーキやアイスを買った時に貰えたりします。
そんな保冷剤は冷やすことで繰り返し使えますよね。
大抵は冷凍庫で冷やすと思いますが、冷凍庫から出した保冷剤ってすごく冷たいですよね。
肌に直接触れるような使い方をするなら、冷たすぎると使いにくいですよね。
保冷剤を冷蔵庫で冷やすのはアリなのでしょうか?
冷蔵庫で冷やしても使えるのでしょうか?
冷蔵庫も温度が低いので保冷剤を入れておくと冷えます。
ただし当然ですが冷蔵庫内は冷凍庫内に比べて温度が高いです。
そのため保冷時間が変わってきます。
保冷剤の大きさや素材、使う環境によっても違いますが、
冷凍庫で冷やした保冷剤:4~5時間
冷蔵庫で冷やした保冷剤:1~2時間
くらい保冷できるようです。
このように冷蔵庫で冷やしても保冷効果があるので答えとしては“アリ”です。
ただ、長時間しっかり保冷したいのであれば冷凍庫で冷やした保冷剤を使うようにしましょう。
特に食べ物を冷やす場合は要注意です。
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保冷剤を冷蔵庫に入れていると溶ける?
冷蔵庫に保冷剤を入れる際に気になるのが“保冷剤が溶けないのか?”という点ではないでしょうか。
保冷剤を冷蔵庫に入れていると溶けるのでしょうか?
その答えを知るには保冷剤の中身について触れる必要があります。
保冷剤の中身は水に高分子ポリマーなどが添加されている物がほとんどです。
高分子ポリマーとはおむつなどにも使われている素材で、水分を含むとゲル状になります。
ほとんど水であるため、保冷剤の中身は水と同じ性質なのです。
ここで冷蔵庫と冷凍庫の平均温度を見てみましょう。
冷蔵庫:約2~6℃
冷凍室:約-20~-18℃
水は0℃以下になると氷になり、0℃を超えると溶けて水に戻ります。
つまり、冷蔵庫の約2~6℃という環境は溶ける条件を満たしているんです。
冷蔵庫の中は比較的温度が低いので凍った保冷剤はゆっくりと溶けていきます。
保冷剤が溶けてほしくない場合は冷凍庫に入れるようにしましょう。
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まとめ
冷凍庫には及ばないものの、冷蔵庫も庫内の温度が低いです。
なので保冷剤を冷蔵庫で冷やすのはアリです。
ただし冷凍庫で冷やしたものに比べると保冷時間がかなり短くなります。
しっかり、そして長時間冷やしたいのであれば冷凍庫の方がいいでしょう。
また、冷蔵庫は保冷剤の中身の主成分である水が凍る温度には達していません。
そのため冷蔵庫に凍った保冷剤を入れると溶けてしまいます。
保冷剤の使い道などを考慮し、適した冷やし方をするようにしましょう。