きゅうりを食べた時、味が苦い時は古いという事や、腐っていることが原因なのでしょうか。
食中毒になることもあるのでしょうか。
きゅうりの味が苦い原因や食中毒の対策について書いていきますので、参考にしてくださいね。
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きゅうりが苦い原因は?
最近のきゅうりはあまり青臭さもなく、サラダなどでも美味しく食べているかと思います。
ですが、実はきゅうりは4、50年ほど前まで苦い野菜であると言われていたそうです。
この苦い原因はきゅうりが腐っているということではなく、ククルビタミンと呼ばれる成分が苦みを出している原因だそうで、このククルビタミンを取り除くことできゅうりの苦みがなくなり、美味しく食べられるそうです。
取り除く方法は手のひらに塩を乗せ、そのままきゅうりを揉みます。
揉みだすときゅうりから水分が出てきますので、水分が出始めたらきゅうりを水で洗い流すと苦みが薄くなります。
きゅうりのヘタを切り、そのヘタと切った部分を回しながらこするとその部分から水分が出てきます。
この時に出てくる白っぽい汁が苦みの原因になりますのでこの部分を取り除くと苦みがなくなるそうです。
きゅうりを食べて苦みを感じた時はこれらの方法で苦み成分を取り除くようにしてみてくださいね。
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食中毒の対策は?
きゅうりは多くの人が生のまま、サラダなどにして食べられる人が多い野菜ですよね。
まだ大丈夫と思っていても実は状態が良く、食中毒になる原因になるのでしょうか。
以前静岡県で行われた花火大会の屋台で売られていた「冷やしきゅうり」が原因で食中毒が引き起こされました。
「冷やしきゅうり」は暑い夏の日に食べると火照った体が冷えてとても美味しい食べ物で人気ですよね。
ですが、屋台などで売られていた「冷やしきゅうり」は衛生管理がきちんとされていなかったため、キュウリ自体には食中毒を引き起こす物が無いのにも関わらず、菌が付着してしまい、O157を起こして、大勢の人が腹痛や下痢、ひどい人は入院してしまったそうです。
きゅうりにはイボイボがあり、このイボが固いのが新鮮であると言われているかと思いますが、料理に使う際、軽く水洗いだけしてしまっているとイボの陰に付いていた菌を流しきれず、食中毒を引き起こす原因になってしまうことがあるようです。
お店で売っているものだからと軽く水洗いだけで調理するのではなく、昔ながらの方法の一つで、きゅうりに塩を振ってまな板の上で転がしてから水洗いすると塩の持つ殺菌効果で菌を殺すことができるかと思います。
少し手間になるかもしれませんが、食中毒にならないための対策になるかと思います。
まとめ
きゅうりは水分がとても多く、夏の水分補給にとてもよい野菜であります。
ですがきゅうり自体に食中毒を引き起こすものは無いのですが、外側に菌が付着しており、それが取り切れてい無い場合などは食中毒の原因になってしまいますので、調理する際は下処理を忘れないようにして、食中毒を予防するようにして下さいね。