夏はもともと暑いですが、ここ数年は特に暑いですよね。
年々暑くなっていってる気がするこの時期、クーラーだけでなく扇風機も活用していきたいところです。
扇風機といっても色々なタイプがありますが、USB扇風機はデスクでも気軽に使いやすそうですよね。
でもPCに繋ぐとなると影響が気になります。
USB扇風機はパソコンに影響は出るのでしょうか?
USB扇風機でPCが壊れる可能性はあるのでしょうか?
今回はこれらの点について調べましたので、見ていって下さいね。
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USB扇風機パソコンに影響は出るのか?
暑い季節に活躍してくれる扇風機。
最近は扇風機といっても様々なタイプがありますよね。
昔ながらの扇風機もあれば携帯できる扇風機、そして卓上扇風機もあります。
電源もコンセントタイプもあればUSBタイプもあります。
そしてUSB扇風機はパソコンに繋ぐ事が多いと思います。
コンセントを用意しなくても使えるので重宝するUSB扇風機ですが、一つ気になる点があります。
それはパソコンへの影響です。
USBで接続するのですから、まったくの無関係とは思えませんよね。
果たしてUSB扇風機でパソコンに影響は出るのでしょうか?
必ずというわけではありませんが、場合によってはUSB扇風機がパソコンに影響を与える事があるようです。
多いのが、
・USB扇風機を接続して使ったら電源が落ちる/OSが起動しない
・USB扇風機を接続してから電源を入れても電源が入らない/OSが起動しない
というものです。
何故こういう事が起きるのかというと、USB扇風機はUSB経由でパソコンの電源を使用しています。
特にノートPCのようにバッテリー駆動の場合は電源容量が足りなくなってしまいます。
それにより電源が落ちたり起動しなくなるといった影響が出てくるんです。
またこれは実際に経験した事ですが、USB扇風機を接続していわゆる“ブルスク”になった事があります。
幸いこの時は大丈夫でしたが、何かしらの影響が出てくる可能性は十分にあります。
なのでUSB扇風機を接続する際はノートPCを避けるか、ACアダプタ付きのUSBハブを使用した方が安心かもしれません。
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USB扇風機でPCが壊れる可能性はある?
涼しくするために使いたいUSB扇風機ですが、それによってPCが壊れてしまっては元も子もありませんよね。
USB扇風機でPCが壊れる可能性はあるのでしょうか?
「USB扇風機をPCに接続したらPCが壊れた」という報告は実際にあります。
扇風機の中にはモーターが入っていますが、このモーターって意外と電力を使うんです。
故障などの理由でモーターが上手く回転しない時には更に大きな電流が流れます。
USBには電源管理機構があり、USBではネゴシエーションなしに使えるのは100mA、それ以上はPC側の電源管理機構の承認を得たうえで500mAまで使えるようになっています。
ところがUSB扇風機のようにUSBから電力を横取りするタイプの機器は、この電源管理の仕組みを完全に無視しています。
PCからすると漏電しているような状態です。
つまり本来500mAが上限の所に1000mA以上の電流が流れる結果となったりします。
その結果、USB扇風機でPCが壊れる事があるんです。
また、一般的なUSB機器にウイルスが仕込まれていたという事例もあります。
USB扇風機に限らず、USBでPCに接続するものはいずれも100%安全とは言い切れません。
特に何かの景品やキャンペーンで配布されたもの、出どころが明確ではないものは安易にPCに接続しない方がいいでしょう。
というのも、先ほど触れたブルスクになったUSB扇風機もゲームセンターのクレーンゲームで入手したものだったんです。
その後改めて他のUSB扇風機を購入し使用しましたがブルスクどころか異常は発生しませんでした。
PCが故障するとお財布や精神的にダメージを受けるので、USB接続をする際は慎重になってくださいね。
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まとめ
USB扇風機をパソコンに接続すると、電源が入らなかったり起動しなくなる事があります。
これは電源容量が足りなくなってしまうのが原因である事が多く、特にバッテリー駆動しているノートパソコンで起こりやすいです。
また、電源管理機構の上限以上の電流が流れることで最悪の場合PCが故障する事もあります。
そして扇風機を含め、USB機器によってはウイルスが仕込まれている事があります。
特に何かの景品だったり出どころが不明なUSB扇風機は安易に接続しない方がいいです。
不要なトラブルを避けるためにも、ノートPCにUSB扇風機を接続するのは避けた方がいいでしょう。
ウイルスが心配なら信頼できるメーカーのUSB扇風機を使うか、ACアダプタ付きのUSBハブを使用した方が安心ですよ。