スーパーに行くと様々な肉が並んでいるのを見かけます。
豚肉もその中の一つで、よく食べるという人は多いでしょう。
ところで豚肉を見てみるとピンクの肉もあれば赤色の肉もありますよね。
豚肉のピンク色と赤色の違いは何なのでしょうか?
また、せっかくなら美味しい豚肉を食べたいですよね。
豚肉の美味しい選び方の基準はどのような点を見ればいいのでしょうか?
色は何色を選べば美味しいのでしょうか?
今回はこれらの点について調べましたので、見ていって下さいね。
スポンサーリンク
豚肉のピンク色と赤色の違いは何?
肉屋やスーパーの肉コーナーに行くと様々な肉が並んでいます。
牛肉や鶏肉、そして豚肉を食べる人が多いと思います。
豚肉一つを見てもたくさん並んでいますよね。
そんな豚肉ですが、同じ豚肉なのに肉の色が違うものが並んでいると感じた事はありませんか?
豚肉のピンク色と赤色の違いは何なのでしょうか?
豚肉で色が違うのは部位の違いによる場合が多いです。
特にロースと肩ロースの色の違いは顕著なので分かりやすいかと思います。
ロースがピンク色なのに対し、肩ロースは赤色です。
ちなみに加熱した時にピンク色や赤色の場合があります。
この場合は原因がいくつかあります。
まずは生焼けだった場合です。
豚肉は加熱すると色が変化するのは知っての通りです。
しかししっかりと火が通っていない生焼けの状態だと、当然ですがピンク色や赤色がそのまま残っています。
次に亜硝酸ナトリウムに反応した場合です。
通常豚肉は加熱するとピンク色や赤色から褐色に変色しますよね。
これは豚肉に含まれているミオグロビンが変性することで酸化防止作用が失われ、結果として鉄が酸化するためだといわれています。
ミオグロビンが亜硝酸ナトリウムに反応すると豚肉がピンク色に発色する事があるんです。
ハムは亜硝酸ナトリウムが含まれているので、それを想像してもらうと分かりやすいかもしれませんね。
ちなみに亜硝酸ナトリウムはほうれん草やタマネギ、コンソメなどにも含まれています。
コンソメを使ったロールキャベツを作ると中身がピンク色になる事がありますが、これも反応を起こしているからなんです。
ピンク色=生焼けとは限らないのですが、食べる際は必ず肉汁が透明になっているか確認してからにしましょう。
スポンサーリンク
豚肉の美味しい選び方!色は何色を選べば美味しい?
せっかく豚肉を食べるのであれば美味しいものを選びたいですよね。
豚肉の色は何色を選べば美味しいのでしょうか?
豚肉の美味しい選び方のポイントを紹介したいと思います。
豚肉の色
ロースは鮮やかなピンク色のものを、肩ロースなら濃い赤色のものを選んでください。
またツヤがあってみずみずしい肉の色をしているものを選びましょう。
豚肉の脂
脂が白くてツヤがあるものを選びましょう。
これは新鮮な証拠で、逆に脂が薄黄緑っぽく変色してくすんでいるものは鮮度が落ちています。
また脂の比率にも注意しましょう。
例えば赤身が多いバラはやや硬くなる事があります。
なので脂身と赤身のバランスが1:1くらいのものを選ぶといいでしょう。
他には、
あっさりとした豚肉が好み:“麦を食べて育った”と記載のあるもの
コクのある豚肉が好み:“とうもろこしを食べて育った”と記載のあるもの
を選ぶといいでしょう。
トレイにドリップが出ていない
ドリップとは赤い肉汁の事です。
ドリップが出ている=肉の保水性が失われてしまっているという事で、これは肉のパサつきや臭みの原因となります。
また新鮮ではない豚肉にも表れやすいです。
豚肉を選ぶ際はこれらの点に気を付けておくと美味しい豚肉を見つけやすくなります。
スポンサーリンク
まとめ
豚肉がピンク色だったり赤色だったりする理由はいくつかあります。
生の場合は肉の部位の違いによるものが多いです。
また加熱してピンク色や赤色の場合は生焼けか、豚肉に含まれるオグロビンが亜硝酸ナトリウムに反応した事によります。
なので加熱後にピンク色や赤色=生焼けとは限りませんが、しっかりと火が通っているか確認してから食べるようにしましょう。
また豚肉の美味しい選び方のポイントは豚肉の色や脂、脂と赤身のバランス、ドリップが出ていないか・・・などです。
豚肉を購入する時はこれらの点を意識してみてくださいね。