お中元にそうめんの理由はなぜなのでしょうか?
意味や人気の素麺の選び方はあるのでしょうか?
お世話になった人に品物を送るお中元がありますよね。
7月に入った頃から商品を送る人が増えてきますが、お中元にもらうものと言えば思い出すのがそうめんという人も多くいるのではないでしょうか。
お中元にそうめんを送る理由や意味はあるのでしょうか。
人気のそうめんの選び方など調べましたので、参考にしてみてくださいね。
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お中元にそうめんを送る理由や意味は?
7月に入るとお中元をお世話になった人に送るという人は多くいるのではないでしょうか。
お中元にもらうもので多いのはそうめんですが、何故お中元にはそうめんを送るのでしょうか。
実はそうめんを送るというのは江戸時代から続く風習だそうです。
そうめんは今は手頃な値段で買うことができる物ですが、江戸時代ではとても贅沢な物で、そんな贅沢品をお中元に送ると言うのはそれだけ気持ちをこめていたという事なのではないでしょうか。
また、贅沢品だからという理由以外にもそうめんを送る意味があったそうで、その細く長いそうめんに例えて、細く長くお付き合いをしてください。
という意味もあるそうです。
昔の人は送るものに意味を込めて物を選んでいたのですね。
その風習が今も受け継がれていてお中元にそうめんを送るのが定番になっているのですね。
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人気のそうめんは?選び方はある?
店頭には様々な種類のそうめんがありますが、特に人気のあるそうめんが三輪そうめん、小豆島そうめん、揖保乃糸が人気のあるそうめんです。
そうめんは冬季に製造されます。
冬に作るそうめんは気温が低くて、塩分の少ないそうめんができ、この塩分の少ないそうめんは「コシ」が強くて高級品になります。
またそうめんは水分や塩分、表面に塗られている綿実油が梅雨時を越すと貯蔵庫の中で高温発酵します。
これを「厄」と呼ばれ、「厄」済みのそうめんは茹でてもコシが強くて、茹でてものびにくくなるという特徴があります。
この「厄」が1回以内の物を新物、製造から1年以上経過して「厄」を2回越したものを古物「ひねもの)と呼ばれます。
製造が2年以上経っていて「厄」を3回経過した物を大古物(おおひねもの)と呼ばれます。
味は新物が小麦粉の香りや甘みが楽しめます。
古物は歯ごたえがあり、茹ですぎてしまってもそうめんがのびにくいというのが特徴になります。
そうめんを送る時はこれらの特徴を参考に相手の好みに合ったそうめんを選ぶと良いのではないでしょうか。
もし好みが分からない時は毎年違う種類のそうめんを送ると相手の方も毎年違う味を楽しめるのかもしれませんね。
まとめ
お中元にそうめんを送るのは夏の暑い時期に食べやすいからというだけでなく、その細く長い形状からその人と細く長く付き合いたいという意味が込められています。
その人のことを思いながらどのようなそうめんが良いのか選ぶのも楽しいのではないでしょうか。