口寂しい時などに口にするものといえば何が思い浮かびますか?
ガムやキャンディが思い浮かぶという人も多いでしょう。
特にキャンディは味が豊富なだけでなく、色々な特徴があったりします。
パチパチキャンディもその1つです。
口の中でパチパチとはじけるのが特徴のパチパチキャンディですが「パチパチキャンディで死亡した人がいる」という話を聞いた事がありませんか?
パチパチキャンディで死亡はガセなのでしょうか?
また、パチパチキャンディは痛いのでしょうか?
痛いとしたらその理由は何なのでしょうか?
今回はパチパチキャンディについて調べましたので、見ていって下さいね。
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パチパチキャンディで死亡するのはガセ情報?
パチパチキャンディは口の中に入れるとパチパチと音がする事からそう呼ばれています。
このパチパチ音が楽しくて小さい頃よく買っていたという人も多いのではないでしょうか。
ところでそんなパチパチキャンディに関するこんな話を聞いた事はありませんか?
「パチパチキャンディで死亡した人がいる」
果たしてこの話は本当なのでしょうか?
結論からいうと、パチパチキャンディで死亡するというのはガセです。
・何袋も一気に食べると内蔵が破裂する
・一気に飲み込んで喉に詰まらせたら喉が破裂した
・大量に食べて酸欠状態になった
中には“鼻の穴に詰めて思いっきりビンタすると鼻血が止まらなくなる”といったものまで・・・。
もちろんこれらは噂、都市伝説です。
調べてみてもこれらの事故の詳細はまったく出てきません。
パチパチキャンディは口の中に入れるとパチパチとはじけるような刺激が特徴です。
この刺激から色々な噂が流れ始め、パチパチキャンディで死亡するという話が出来上がったと考えられます。
そもそも“鼻の穴に詰めて思いっきりビンタ~”は、鼻の穴に詰めなくても思いっきりビンタをすれば鼻血が出ても不思議じゃないですよね。
ちなみに当時噂になった商品自体はもう販売されていませんが、パチパチキャンディ自体は現在でも販売されています。
あの刺激で死亡する事故が本当に起きたのであればそれすらも販売されていないでしょう。
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パチパチキャンディは痛い?理由は?
パチパチキャンディのはじける感覚が好きという人は多いです。
しかしその一方、パチパチキャンディのはじける感覚が痛いと感じる人もいるようです。
果たしてパチパチキャンディは痛いのでしょうか?
炭酸飲料のシュワシュワ感が苦手な人はパチパチキャンディを口に入れると痛いと感じるかもしれません。
また口に入れると、弱くパチパチとなってはじける時とちょっと強めにはじける時があります。
炭酸飲料が好きな人でも、強めにはじける時に痛いと感じる可能性はあります。
ところで、何故パチパチキャンディは普通のキャンディとは違ってはじけるのでしょうか?
キャンディは熱を加えると融けて液状になり、冷やすとガラス状に固まる性質があります。
この性質を利用し、キャンディの中に圧縮した炭酸ガスを封じ込めています。
口の中に入れると当然キャンディは溶けます。
溶けた時に閉じ込められていた炭酸ガスが一気に放出され、あのパチパチとはじける感覚が生まれるのです。
なおキャンディの中に圧縮した炭酸ガスを封じ込めるには特殊な設備が必要です。
なので家庭で作るのは不可能なうえ、作れるメーカーも日本では1社だけだそうです。
そう考えるとパチパチキャンディって貴重なお菓子といえるのかもしれませんね。
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まとめ
パチパチキャンディで死亡というのはガセです。
口の中に入れるとパチパチとはじける刺激があるため、そこから噂や都市伝説が生まれていきました。
実際、調べてみても具体的な話は見つかりません。
当時のものは発売されていないとはいえパチパチキャンディは現在でも販売されています。
死亡したというのが本当であれば類似品ですら販売されていないでしょう。
また、パチパチキャンディは圧縮した炭酸ガスを封じ込めて作られています。
口の中でキャンディが溶けた時に炭酸ガスが一気に放出され、パチパチとはじけるあの感覚が生まれます。
この炭酸ガスが一気に放出される時の刺激には強弱があり、人によっては痛いと感じる事があります。
なおパチパチキャンディを作るための施設は特殊であり、作れるメーカーは日本では1社だけだそうです。
パチパチキャンディは私達が想像しているよりも貴重なキャンディといえるかもしれませんね。