旅館に泊まってのんびり…そんな時間って本当にかけがえのないものですよね。
お風呂に入ったり景色を楽しんだり…そして食事も楽しみの一つです。
そんな旅館で出された料理ですが、多くて食べきれない可能性があるかもしれません。
旅館で食べきれない時タッパーで持ち帰りはアリなのでしょうか?
持ち帰りはマナー違反なのでしょうか?
今回は旅館でご飯を食べきれない時はどうするのがいいのか、その対処法について調べましたので、見ていって下さいね。
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旅館でご飯を食べきれない時にタッパーで持ち帰りはアリ?
旅館で食べるご飯って格別ですよね。
日常では食べられないような食材や料理を食べられるのが旅館の食事の醍醐味です。
しかし料理の量が多かったり小食だったりしてご飯を食べきれないという経験がある人もいるでしょう。
せっかくの料理だし、そのまま食べないのはもったいないですよね。
そこで旅館でご飯を食べきれない時にタッパーで持ち帰りをするのはアリなのでしょうか?
それともマナー違反なのでしょうか?
旅館は保健所から“飲食店営業”の許可を受けています。
これはどういう事かというと、レストランや食堂などのように旅館の食事は外食という扱いになります。
外食時の食べ残しの持ち帰りに関する法規制によると、
“食品衛生法においては、客側・飲食店側ともに、外食時の食べ残しを持ち帰ることについて禁止する規定はない。”
という見解を示しています。
つまりこれだけを解釈すると、タッパーで持ち帰りをするのは“アリ”という事になります。
しかし実際のところ持ち帰りができるかどうかは旅館によって異なります。
というのも、万が一客が食中毒などの体調不良になった場合、旅館側に一切責任が発生しないとまでは言い切れないからです。
旅館には客が滞在中に飲食したもので食中毒などを起こさないように責任を持つ必要があるんです。
持ち帰りができる旅館は、持ち帰りにおける食中毒予防のための対策ができています。
例えば冷凍できるものは冷凍しておいてくれるといった感じです。
なので残った食事は黙って持ち帰らないようにしましょう。
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旅館でご飯を食べきれない時はどうする?
旅館でご飯を食べきれない時はどうするのがいいのでしょうか?
真っ先に思いつくのは先ほども書いた“持ち帰り”ではないでしょうか。
旅館に持ち帰りは可能か確認し、可能であれば持ち帰りできるように用意しましょう。
とはいえ持ち帰りができない旅館も多いです。
その場合「せっかく作ってくれたのに残すのは申し訳ない…」と無理をして食べようとする人もいると思います。
しかし罪悪感を持つ必要はなく、無理して食べなくても大丈夫です。
旅館の食事はとにかく品数が多いのが特徴で、それは“もてなし”の心から来るものです。
昔からの名残として、食べ残すくらいの量でないと贅沢とは言えないという価値観を持った人は珍しくありません。
旅館側としても、客を料理で満足させられなかった場合の方が懸念材料となってしまいます。
なので旅館の食事は多く、食べられなくても無理はないのです。
また、旅館には様々なタイプの客が訪れます。
そんな様々な客層やニーズに応えるため、旅館の食事は品数が多くなっているのです。
食べきれない人も多いため、あらかじめ料理の量を調整できる旅館もたくさんあります。
また、少量プランが用意されている事もあるので事前に確認しておくといいでしょう。
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まとめ
旅館で食べきれない時にタッパーで持ち帰りが可能かどうかは旅館によって異なります。
法的には、外食時の食べ残しを持ち帰ることについて禁止する規定はないという見解を示しています。
しかしだからといって旅館側にまったく責任がないというわけではありません。
旅館によっては持ち帰りができるように用意してくれる事もあります。
また少量プランが用意されていたり事前に料理の量を調整できる旅館も数多くあります。
不要なトラブルを避けるためにも、食事をタッパーなどに入れて勝手に持ち帰らないようにしましょう。