フリースは風を通す？真冬は寒い？何月から何月まで着れる？

とても軽くて触り心地のいいフリース。

そんなフリースが好きという人も多いのではないでしょうか。

しかし「フリースは風が吹くと寒い」という話を聞いた事はありませんか？

 

フリースは風を通すのでしょうか？

風を通すという事は真冬は寒いのでしょうか？

 

また、着るとしたら何月から何月まで着れるのでしょうか？

フリースに関する上記の疑問について調べましたので、見ていって下さいね。

フリースは風を通す？通さない？

 

まず、フリースとはどのような素材なのでしょうか？

本来のフリースは、羊一頭から刈り取られたひとつながりの羊毛を事を指します。

 

現在フリース生地と呼ばれる素材は100％合成で、ポリエステルの一種から作られた繊維素材の事を指します。

簡単に言うと、フリースとはポリエステルの起毛素材の事なんです。

起毛素材は繊維と繊維の間に空気の層ができます。

 

そのため体から出る熱を逃す事なく外からの冷たい空気も遮断してくれます。

毛足の長いフリースの方がより保湿性に優れています。

これはフリースの特徴でもあります。

冷たい空気を遮断してくれるなら風を通さない気がしますよね。

 

しかし実際に風の吹いている日に着ていると寒いと感じた経験はありませんか？

その理由はフリースの特徴の一つにあります。

 

フリースの特徴の一つに“速乾性に優れている”点が挙げられます。

フリースは風をとても通しやすい素材です。

 

そのため屋外で風の吹いている日には向いていません。

通気性が優れている事にくわえ、フリースが植え付けられている下布も関係してきます。

 

フリースが植え付けられている下地は防風素材ではないものが一般的です。

いくらフリースの保温性が高くても、下地に保温性がなければ風が吹くと寒いのです。

フリースは真冬だと寒い？何月から何月まで着れる？

 

ではフリースは真冬だと寒いのかというと、そういうわけではありません。

フリースをアウターとして着るのではなく、中間着として着れば暖かいのです。

 

もしもフリースをアウターとして着るのであれば防風が必要となります。

またフリースは速乾性があるため、汗の発散も早いです。

 

なので春・秋はアウターとして着る事ができます。

フリースは基本的に夏以外なら着られると考えていいでしょう。

 

ちなみにフリースの通気性や速乾性は冬場の運動時にはありがたい性質といえます。

冬に暖かい恰好をして運動をするとすぐに汗びっしょりになりますよね。

 

すると通常ならば運動直後は暑くて蒸れ、時間経過とともに汗が冷えてしまいます。

不快なだけでなく冷え過ぎて体調を崩すおそれもあります。

着方を間違えなければフリースはかなり優秀な素材というわけなんですね。

まとめ

フリースは保温性の高さに評価のある素材です。

しかし通気性があるため風が吹くと寒いと感じる事があるようです。

 

しかしこの通気性は真冬の運動などにおいて不快になりません。

更にそれだけでなく汗をかいて冷える事による体調不良のリスクも軽減できます。

 

フリースは上手く着ることで夏以外の季節にも活躍してくれます。

上手にフリースを着こなしてみてはいかがでしょうか。