うちわの正しい扇ぎ方について紹介します。あおぐと涼しい理由やマナーについても紹介します!
うちわは花火大会やお祭りなどで外にいる時によく使われますよね。
また料理を冷ますためにもうちわを使うこともありますが、正しい扇ぎ方はあるのでしょうか。
うちわをあおぐと涼しい理由やマナーはあるのかなどについて書いていきますので、参考にしてくださいね。
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うちわの正しい扇ぎ方は?
うちわは日本では古くから多くの人が暑い時にあおいで風を起こして涼んだり、すし飯などの料理を冷ますのに使ったりと様々な用途で使われてきた道具ですよね。
冷房が無い部屋や屋外でうちわがあると風を起こすことができて涼しく感じて便利な道具です。
様々な柄のうちわが販売されていてその人のお気に入りのうちわや、街頭で配られるうちわを使われていたりとその人々で使ううちわは違うかもしれませんが、うちわには正しい扇ぎ方があるのでしょうか。
普段何気なく扇いでるうちわですが、実は昭和13年に出版された礼儀作法全集にうちわの正しい扇ぎ方が記載されているそうです。
正しい扇ぎ方はうちわの柄を持って右の太ももの上くらいで静かに動かすのが綺麗なうちわの扇ぎ方で正しい物とされているそうです。
よくする扇ぎ方では顔の前など直接顔に当たるように扇いでしまいますが、正しい扇ぎ方は顔の下の方で扇ぐのものなんだそうですよ。
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うちわをあおぐと涼しい理由、マナーはある?
うちわをあおぐと暑い時でもその風は涼しく感じて屋外や冷房が無い場所では常に扇いでしまってることがありますよね。
気温が高い中で扇いでも温かい風になりそうなのに涼しく感じるのはその人の周りにはある程度の湿度と体温に近い空気がまとわりついてるそうで、うちわをあおぐことによってこの空気の層を無くして外気の風を感じることができる為涼しく感じられるようです。
そのため、うちわをあおぐと涼しく感じるようですね。
ただ自分の周りの湿度が高く温度が高い場合はうちわをあおいでも涼しく感じられないそうですが、多くはうちわをあおぐと涼しく感じられると思いますよ。
またうちわには正しい扇ぎ方があると先ほど書きましたが、扇ぎ方にはマナーがあるそうです。
これは自分がうちわであおいだ風が他の人に当たって不快感を与えないためとされているからだそうですよ。
人混みなどで近くの人が扇いでるうちわの風がこっちに来ないかと思ってしまうこともあるかもしれませんが、これも礼儀作法で考えると見苦しいとされるそうですので、どんなに暑くて風が欲しくても近づくことは控えるようにして下さいね。
この他には目下の人が目上の人の前でうちわを使うのもマナー違反とされているそうですよ。
普段何気なく使ってるうちわにもマナーが存在しています。
あまりマナーにとらわれ過ぎなくてもいいかもしれませんが、やはり他の人に不快感を与えるような使い方はしないように注意したほうがいいかもしれませんね。
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まとめ
夏の暑い時などによく使ううちわですが、使い方にはマナーがあるそうです。
扇ぎ方としては顔の下の方で静かに扇いで他の人に風が当たらないようにするなど、他の人に不快感を与えない様にすることなどがあるそうです。
家の中など他の人がいない時は大きく扇いでも問題は無いかもしれませんが、扇ぎ方のマナーなどを知っておくと出先などでうちわを使った時に上品に見えると思いますよ。