塩焼きで食べるだけでも美味しい秋刀魚ですが、正しい食べ方やマナーはあるのでしょうか。
骨の取り方や、焼く前に骨を取る場合はどうすればよいのでしょうか。
秋の味覚はたくさんありますが、その中でも秋刀魚も秋が旬の魚ですよね。
秋刀魚の正しい食べ方やマナー、骨の取り方や焼く前に骨を取る場合について調べましたので、参考にしてくださいね。
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秋刀魚の正しい食べ方、マナーはある?
秋の味覚の秋刀魚はただ焼くだけでもとても美味しい魚ですよね。
冷凍されているものもあるため一年中食べることはできますが、やはり旬である秋に食べると新鮮ですし、とても美味しいですよね。
多くの人が家庭で秋刀魚を食べる時魚焼きグリルなどでそのまま焼いて食べるという人が多いかと思いますが、秋刀魚の正しい食べ方やマナーはあるのでしょうか。
食べ方はまず頭から尻尾の方に向かって箸で押していきます。
その後頭から尻尾に向かって箸を入れていくと簡単に身を広げることができますので、そのまま骨を外し、左の方から食べ始めます。
反対側を食べる時よくやりがちなのがひっくり返して食べることかと思いますが、これはマナー違反になるそうですので、皮と身を分けながら食べるようにするようにして下さいね。
取り除いた骨やはらわたなどはお皿の端に置いておきます。
秋刀魚を食べている時取り切れなかった小骨が口に入ってしまった時は手で取り除かず、手で口を覆いながら箸で取り除くようにして下さいね。
この他にも秋刀魚に直接しょうゆやポン酢などをかけず、大根おろしにかけ、食べるたびに一口ずつ大根おろしを乗せて食べる、食べる時は左から食べ始め最初に骨を取るのではなくその都度取りながら食べる、などが正しいマナーになっています。
身近にある秋刀魚ですが、正しい食べ方やマナーがありますので、もしお店などで食べる機会がある時はこれらを参考に秋刀魚を食べてくださいね。
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秋刀魚の骨の取り方や、焼く前に取る時は?
先ほども書きましたが秋刀魚の骨を取る方法は箸で背と腹を挟むようにして秋刀魚の身をほぐすようにすると骨が身から離れやすくなり取りやすくなります。
次に箸で尻尾を切り離し、頭の付け根辺りをつまみゆっくりと中身を引き抜くと中骨がするっと全部抜けます。
中骨がもし抜けなかった場合は開いて取り除いてもいいですよ。
今書いたのは秋刀魚を焼いてから骨を取る方法になりますが、生の状態の秋刀魚の骨抜きはどうすればよいのでしょうか。
焼いた状態のように骨を引き抜くという方法はできません。
骨抜きと言うよりさばくと言った方が分かりやすいかもしれませんね。
まず頭の付け根に包丁を入れ、頭を落とします。
次に肛門まで切り、中にある血合いや内臓を取り出します。
取り出したら水洗いをして残っている血合いや内臓を洗い流し、流し終わったら中まで綺麗にキッチンペーパーなどで水分を拭き取るようにして下さいね。
後は秋刀魚を三枚におろすと中骨を取ることができます。
腹骨は包丁を使い取り除いてから、後は小骨を抜いていきます。
秋刀魚の中心にある血合い骨の両脇に斜めに包丁を入れます。
この時皮まで切ってしまわないように気を付けてくださいね。
切れ目を入れたら後は引っ張るだけで血合いと共に小骨が取れるそうですので、一度試してくださいね。
もしこの方法で小骨を取ることができなかったら、血合い骨と小骨ごと切り取ってしまうというのもいいですよ。
まとめ
秋の味覚の秋刀魚は塩焼きにして食べるととても美味しいですが、正しい食べ方があります。
家で食べる時はそこまで正しい食べ方やマナーを気にしなくてもいいかもしれませんが、誰か他の人と食べる時やお店で食べる時は正しい食べ方とマナーを知っていると恥ずかしい思いをしなくてすみますので、覚えておくといいかもしれませんよ。