プリンは子供から大人まで年齢問わず愛されている洋菓子です。
そしてプリンといわれて頭に浮かぶのが、カラメルソースがかかったものではないでしょうか。
そんなプリンのカラメルですが「いらない!なぜ苦いのに必要なの?」という人もいます。
実際のところ、プリンのカラメルがいらないという人は多いのでしょうか?
また、プリンのカラメルは苦いのになぜ必要なのでしょうか?
今回はプリンに関する上記の疑問について調べましたので、見ていって下さいね。
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プリンのカラメルいらないという人は多い?
プリンといえば、黄色い(クリーム色)とこげ茶色のあの組み合わせのイメージが強いですよね。
つまりそれだけプリンとカラメルは相性抜群という事です。
ただカラメルって苦みがあるため、カラメルがいらない、苦手だという人もいます。
ではプリンのカラメルがいらないという人は多いのでしょうか?
とあるサイトで“プリンのカラメルソースは必要だと思いますか?”というアンケートが行われました。
そのアンケートでは200人から回答があり、
必要だと思う:83%(166人)
必要ない:17%(34人)
という結果でした。
プリンのカラメルがいらないという人は少数派のようです。
しかしいらないと思っている人が一定数いるという事は分かりました。
このアンケートを男女別に見ると男性の9割、女性の8割がカラメルソースを必要だと思っているようです。
ちなみにプリンのカラメルソースが必要ないと答えた人にその理由を聞いてみると、
「カラメルソースがプリンの味を台無しにしてしまうから」
「苦みが苦手・嫌いだから」
「プリン本体だけで十分美味しいから必要ない」
といった理由が多かったです。
カラメルがいらないという人はプリン自体の味が好きで、それをカラメルが台無しにしていると感じているようです。
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プリンのカラメルの必要性は?なぜ苦いのに必要?
とはいえプリンってカラメル無しでも問題なく食べられますよね。
先ほどのアンケートで必要と答えた人でもカラメルがないと絶対に食べられない!という事はほぼないでしょう。
ではプリンのカラメルに必要性はあるのでしょうか?
なぜ苦いのに必要なのでしょうか?
実はプリンにカラメルが使われている本来の理由は味のためではありません。
日本でいうプリンは、ヨーロッパではカスタード・プディングと呼ばれています。
型の底にカラメルを流し込んでからプリン液を流し込み、オーブンで蒸し焼きにします。
そして冷やした後プディング型から取り出し、更に盛り付けて完成です。
この型から取り出す際にカラメルがないと、どうしても綺麗に取り出せないのです。
カラメルは水に溶けやすいという性質があります。
固めたカラメルの上からプリン液を注ぐとプリン液の水分が徐々にカラメルへと移動していきます。
その後の蒸したり冷やしたりといった工程の間も、カラメルはずっとプリン液からの水分で溶けていきます。
カラメルがずっと液状態なので、プリン型の底の部分にくっ付く事はありません。
プリンのカラメルにそんな理由があったなんて意外ですね。
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まとめ
プリンのカラメルがいらない!と思っている人は少数派ではあるものの、一定数いるようです。
カラメルが必要ないという人はプリン本体の味が好きだったり、苦みが苦手というのが理由として多い印象でした。
カラメルが良いアクセントと感じたり邪魔だと感じたり、人によって感じ方が違うのは面白いですね。
そんなプリンのカラメルには作る際の役割があり、型から綺麗に取り出すために欠かせないものとなっています。
カラメルが苦手な人にとっては必要ないと思われているカラメルですが、綺麗に作るためには必要なのです。