銀杏はどうして苦いのでしょうか。
臭いの成分やその臭いを消す方法はある?
銀杏を靴でふんだらどうなる?
銀杏はイチョウの木になる実のことで、独特の匂いでできることなら匂いたくないと思われる人も多いかと思います。
銀杏が苦い理由や成分、匂いを消す方法や、銀杏を靴で踏んだらどうなるのかについて調べましたので、見ていって下さいね。
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銀杏が苦い理由は?
銀杏はその独特の匂いがきつくて地面に落ちているのを見ると鼻をつまんで避けて歩くという人もいるのではないでしょうか。
この苦み成分はアルカロイドと呼ばれるものが苦みの原因になっています。
苦いだけではなくこの成分は滋養強壮に効くと言われていて、体によい成分であります。
ですが、食べ過ぎてしまうとこのアルカロイドの刺激成分が体で消化できず、銀杏中毒を引き起こしてしまうことがありますので、食べ過ぎには注意して下さいね。
大体、大人で5~6粒、子供では3粒までにしておくといいかと思います。
銀杏の臭いの成分や消す方法は?
銀杏と聞いて思い出すのは、やはりその強烈な臭いではないでしょうか。
この臭いは銀杏が熟すと外皮部分から臭いを発生させるようになり、これは酪酸とヘプタン酸という成分が臭いの成分になっています。
銀杏はこの臭いを発生させることによって猿などの動物が食べるのを防ぐ役目を持っていると言われています。
臭いを出すことによって外敵から身を守っていたのですね。
そんな銀杏の臭いを消す方法はあるのでしょうか。
残念ながら銀杏の匂いを完全に消す方法は無いようです。
銀杏の匂いを消すにはやはり外側の実の部分を取り除くことが一番になるかと思います。
その時手にはゴム手袋をはめて銀杏をビニール袋などに入れてから上から揉んで取り除いたり、ペットボトルや口の広い瓶に入れて振って実を取るという方法もあるので、試してみてくださいね。
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銀杏を足で踏んでしまったら
街路樹として銀杏が立ち並んでいると秋になると葉が黄色くなりとても綺麗ですよね。
ですがただ、綺麗なだけではなく地面には銀杏もたくさん落ちていることがあります。
気を付けていてもうっかり銀杏を踏んでしまったら一気に匂いが広がり、踏んだ靴にも匂いがついてしまうことになります。
靴に臭いがついてしまった時は掃除用の重曹を使うと匂いを消すことができるそうです。
まず靴に重曹を振りかけ、3.4時間おいておきます。
その後たらいなどに水を入れ、その中に重曹を溶かし、靴を入れまた3.4時間おいておきます。
時間が経ったら真水で靴をよく洗い、陰干しすると匂いを消すことができます。
靴の種類によっては水洗いができないものもありますので、その場合は重曹を振りかけておくだけでも効果があるそうですよ。
短時間で臭いを消すことはなかなか難しいですが、この方法で銀杏の匂いの付いた靴から臭いを消すことができますので、もし誤って銀杏を踏んでしまったら重曹で臭いを消してくださいね。
まとめ
銀杏はとても臭いのきつい実ですが、外の部分を取り除けば食べることができます。
多くの栄養が詰まっている銀杏ですが、食べ過ぎてしまうと臭いや苦み成分が消化不良を起こし中毒を引き起こしてしまうことがありますので、食べ過ぎないように注意して下さいね。
また銀杏を踏んでしまい、匂いがついてしまった靴は掃除用の重曹を使うと臭いを消すことができますので、一度試してみてくださいね。