新型コロナウィルスの感染拡大を受けて二度目の緊急事態宣言が発動した地域も出てきました。
これは早期に感染終息に向けた行動をとるための措置です。
ところでこの緊急事態宣言ですが、無視したらどうなるのか気になりませんか?
緊急事態宣言を無視したら罰則はあるのでしょうか?
また、緊急事態宣言の最中に旅行したらどうなるのでしょうか?
緊急事態宣言について調べましたので、見ていって下さいね。
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緊急事態宣言を無視したら罰則は?旅行したらどうなる?
2020年の4月に続いて2回目の緊急事態宣言が発出されました。
期限が2021年1/8~2/7で、現段階では一都三県が対象です。
※対象地域は今後の流行状況に応じて増える可能性もあります。
緊急事態宣言の対象となった地域の都道府県知事は外出自粛や施設の使用制限、催事の停止などを要請する事ができます。
ところで、この緊急事態宣言を無視したら罰則などはあるのでしょうか?
緊急事態宣言にはアナウンス効果しかなく、強制力を伴う措置をとる事ができません。
つまり緊急事態宣言を無視しても罰則はないんです。
今はありませんが、罰則を設けるべきという主張がなされています。
例えば緊急事態宣言下の休業を巡って、現行の“指示”よりも法的拘束力のある“命令”を事業者に出せるように改正しようという動きもあります。
この案が通った場合、緊急事態宣言下で休業命令に従わない場合は50万円以下の過料を取られる事になります。
しかし現段階では罰則はなく、この案も通ると確定したわけではありません。
ちなみに罰則は飲食店などの事業者に対するもので、個人に対しては今のところありません。
今後変わる可能性はあるかもしれませんが緊急事態宣言下で旅行をしても罰則はないのです。
ただしこのご時世ですので慎重に行動したいところですね。
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2回目の緊急事態宣言、1回目と違う点はある?
2021年1月に発出された緊急事態宣言は2020年に続いて2回目ですが、違う点があります。
では早速ですがその違いを見ていきましょう。
〈行動〉
前回:接触機会の削減と県境をまたぐ移動の自粛
今回:午後8時以降の不要不急の外出自粛
〈施設〉
前回:百貨店や映画館、パチンコ店などの休業要請
今回:百貨店や映画館、パチンコ店などに午後8時までの時短を働きかけ
〈飲食店〉
前回:午後8時までの時短要請(酒類の提供は午後7時まで)
今回:前回と同じ
〈企業〉
前回:テレワークを推進
今回:テレワークの徹底(出勤者を7割削減)
〈学校〉
前回:一斉休校
今回:一斉休校を求めない
〈イベント〉
前回:開催自粛を要請
今回:収容率50%/5000人以下、開催は午後8時まで
様々な所でいわれているのが、今回の緊急事態宣言は前回よりも規制が緩くなっています。
ですがだからといって油断せず、感染拡大を防ぐためにそれぞれが気を引き締めて生活するようにしましょう。
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まとめ
緊急事態宣言を無視しても事業者にも個人にも罰則はありません。
旅行をしても特に罰則はありますが、ご時世的に厳しいかもしれません。
そこは慎重に検討するようにしましょう。
また、2回目の緊急事態宣言は前回のものに比べると規制が緩めです。
緩いから重大ではないとは思わず、これまで通り感染予防対策は徹底して過ごすようにしてくださいね。