スギナ、つくしの関係や違いはあるのでしょうか?
生えない事はあるのでしょうか?
春になると様々な草や花が咲き始めますよね。
ツクシは春になると頭を出し始め子供の頃よくツクシをたくさん取ったという人も多いのではないでしょうか。
また佃煮などにして食べることもできる為、この時期限定となるため毎年楽しみにされてる人もいるかと思います。
ツクシが成長するとスギナと呼ばれる草になりますが、どちらかだけ生えるという事はあるのでしょうか。
調べてみましたので、見ていって下さいね。
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スギナ、つくしの関係は?
春になるとたくさんの草や花が芽吹いてきますよね。
中でもつくしは佃煮などにして食べることができるため、毎年この時期になるとツクシを採りに河原などに行って採る人も多いのではないでしょうか。
実はツクシはスギナが作った胞子茎のことで、スギナは花を咲かさない代わりに胞子茎であるツクシで胞子を飛ばし繁殖させているそうです。
スギナは土の中に地下茎を伸ばす植物の為地表の草を刈ったとしても地下の茎が生きてる限りすぐに新しい芽を出すため農家の人からは地獄草という異名を持つ草となっています。
地下でも増え続けるうえつくしとなって地表に胞子を巻く為完全に駆除するのは困難であるとも言われているそうですよ。
ツクシが成長してスギナになるというのではなく、ツクシから放出された胞子がスギナとなって芽を出すみたいですね。
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スギナからつくしが生えない事がある?
つくしはスギナから生えて来た胞子茎と書きましたが、スギナが生えてるのに春につくしが出て来ないということがあるそうです。
先ほども書いたようにスギナは地下に茎を伸ばしている植物で一部分が駆除されたとしても残った茎が生きてると新たな芽を出る植物となっていて完全に駆除するのは難しいといわれています。
スギナがたくさん生えてるのにつくしが春になっても頭を出さない理由としてスギナが生息してる場所が栄養豊富でつくしをだして胞子を出さなくても地下茎だけで十分繁殖することができるからではないかと言われています。
地下茎で繁殖できる植物ですので特に問題が無ければつくしは必要ないといえるようですね。
反対につくしが多く頭を出してる場所はスギナにとってはあまり良い環境の場所ではないということになるのかもしれませんね。
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まとめ
春になると河原や田んぼなどに多く見られるつくしはスギナの胞子茎だそうで、つくしから胞子を出すことによってスギナが繁殖していってるそうです。
ですが、その土地の状態によってはつくしが生えて来ないという所もあり、これはスギナにとってつくしを出して胞子を出さなくても地下茎だけで繁殖することができるからではないかと言われているみたいですね。
なのでつくしが多く生えてる場所はスギナにとって快適な環境ではないといえるのではないでしょうか。