正月を過ぎるとどんど焼きがありますが、厄投げは雨だと中止?金額や投げるもの・焼くものは何なのでしょうか?
お正月が過ぎると神社やその地域でどんど焼きをされる所も多くありますよね。
正月飾りのしめ縄などを火にくべて焼くと思いますが、厄投げは雨だと中止になるのでしょうか。
また、金額や投げるもの・焼くものは何?
どんど焼きで厄投げは雨だと中止になるのかや、金額や投げるもの・焼くものは何を焼くのか調べましたので、見てくださいね。
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どんど焼き、厄投げは雨だと中止になる?
どんど焼きとは正月の三が日が過ぎ、小正月と呼ばれる日、1月15日に行われる行事で、無病息災を願い、田んぼや空き地に長い竹や木、わらなどで作ったやぐらや小屋を組んでから、各家庭から持ってきた物を積み上げて燃やすという日本では昔から伝わるお正月の火祭りとなっています。
日本全国で行われているどんど焼きですが、諏訪地方には厄投げというのがあるそうで、厄年の人がお金をおひねりにして、それにお菓子やみかんを加えたものをその場にいる人に投げて平ってもらい、厄を祓うという風習があるそうです。
この地方の人は当たり前のように行われているようですが、全国的にあるというものではないようですね。
また、かなりの豪雨などでなければどんど焼きも厄投げは決行されるようですね。
火が消えてしまわないように火を付けるまでシートで覆っておくなどの工夫がされているようです。
この時期は雨が降るととても冷たく、寒くなりますので、参加される時は完全防寒とレインコートなどを準備していかれるといいのではないでしょうか。
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どんど焼きの厄投げ金額や投げるもの・焼くものは何?
厄投げは厄年の人がおひねりを作って周りの人に投げて拾ってもらう行事と書きましたが、金額はどれくらいかかるのでしょうか。
おひねりに入れるのは小銭だそうで、その人の厄年の年齢の数だけおひねりを作るという人や、その年齢の金額にするなどと言われています。
入れる数は複数枚は避けた方が良いそうですので、おひねりの中には小銭一枚ということになりますね。
以前はおひねりと共にみかんを投げていたそうですが、落ちた衝撃でみかんが潰れてしまったり、人に当たって潰れたということからみかんは投げなくなったようで、その代わりにちょっとしたお菓子を投げられるようになったそうです。
厄投げで拾った小銭はその人の払った厄であるとされているため、早めに使わないといけないそうですよ。
また焼くものはしめ縄飾りなどの正月飾りを焼かれるようです。
この他には書初めをもやし、紙が焼かれて高く舞い上がることから、習字が上手になったり、勉強ができるようになるとも言われています。
お守りやお札なども守ってもらったことに感謝して燃やします。
どんどの火が小さくなるとその残り火を利用して餅や団子を焼いて食べるそうです。
これらを食べることによって病気をしないや、虫歯にならないとも言われているそうですね。
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まとめ
どんど焼きは日本全国で行われている火祭りの行事の一つでもあり、経験されたことがある人は多いかと思います。
諏訪地方では厄投げと言って、厄年の人がおひねりやお菓子などを投げて自分の役を祓うという風習があり、現在も行われているそうです。
子供の頃はお菓子や小銭を一杯拾える厄投げがとても楽しみだったという人もいるようですが、残念ながら全国的な風習ではないようですね。
もし興味を持たれたら、一度諏訪地方のどんど焼きの時期に足を運ばれてみてはいかがでしょうか。