寒くなると活躍する暖房器具。
用途によって使い分けられるほどその種類はとても豊富です。
グラファイトヒーターもそのうちの一つです。
体を直接暖めたい時、数あるヒーターの中でもトップクラスの性能を誇ります。
実際に使っている人もこれから使いたいと考えている人もいるでしょう。
ただヒーターはずっと体に当たる事も多いため、体への影響が気になるところです。
グラファイトヒーターは体に悪いのでしょうか?
また、グラファイトヒーターの安全性はどうなのでしょうか?
今回はこれらの点について調べましたので、見ていって下さいね。
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グラファイトヒーターは体に悪いのか?
寒い季節になると暖房器具が活躍し始めます。
冷え切った体を温めてくれるので本当に重宝しますよね。
ところで暖房器具といっても様々な種類がありますが、その中の一つにグラファイトヒーターというものがあります。
あまり馴染みのない名前だという人も多いのではないでしょうか。
そして知らないものだからこそ体に悪影響がないのか気になるところですよね。
果たしてグラファイトヒーターは体に悪いのでしょうか?
まずグラファイトヒーターがどのようなものなのか簡単に紹介したいと思います。
グラファイトヒーターは発熱体に黒鉛を採用した電気ストーブです。
黒鉛(グラファイト)に電流を流して遠赤外線の放射熱を発生させることで暖かくなるという仕組みです。
ニクロム線やセラミックなどと比較して熱効率が高いため少ない電気代で高い発熱量を実現できます。
また、起動してから放熱を始めるまでの時間が早いというメリットもあります。
そんなグラファイトヒーターですが、一部の人は体に悪いのでは?という疑惑を持っているようです。
しかしグラファイトヒーターが体に悪いという根拠は何もありません。
体に悪いとされた理由ですが、それはグラファイトヒーターから発生する赤外線です。
赤外線は電磁波の一種です。
電磁波といわれると人体への影響が心配になるかもしれません。
しかし赤外線は体に悪いものではないんです。
赤外線を使った家電は実際に数多く販売されていますし、何なら人に密着する美容家電でも使われています。
それらの家電・美容家電が体に悪い影響を与えたという話はありません。
グラファイトヒーターが体に悪いという事はないので安心して使用してください。
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グラファイトヒーターの安全性は?
グラファイトヒーターは暖房器具なので。他の暖房器具と同じくやはり安全性が心配になってしまいます。
いくら早く暖かくなるといわれても、リスクが大きいと使うのに抵抗はあるものです。
実際のところグラファイトヒーターの安全性はどうなのでしょうか?
グラファイトヒーターは火を出すわけではないので石油ストーブなどに比べて火災になる危険性は少ないです。
しかし火が出ないからといって安全というわけではありません。
布団やカーテンといった布にグラファイトヒーターの熱が長時間当たった場合、そこから発火するおそれがあります。
布などの発火性のあるものは遠ざけてから使うようにしましょう。
そして換気も定期的に行うように意識してください。
グラファイトヒーターをより安全に使いたいのであれば、
・転倒時の自動電源オフ機能
・二重安全転倒スイッチ(転倒後に本体を起こさないと電源が入らない機能)
・切り忘れ防止機能
・赤外線センサー機能(カーテンなどの障害物を検知、自動で電源が切れる機能)
・チャイルドロック機能(子どものいたずら操作を防ぐ機能)
・タイマー機能
などが搭載されているグラファイトヒーターを選ぶといいですよ。
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まとめ
グラファイトヒーターは起動から放熱までの時間が早くて電気代を抑えられます。
ただ、電磁波の一種である電磁波が発生するため体に悪いと考えている人が一定数います。
しかしグラファイトヒーターが体に悪いという根拠はありません。
赤外線は体に悪いものではなく、赤外線を使った家電・美容家電は数多く販売されています
それらの家電・美容家電が体に悪い影響を与えたという話はないです。
以上の点からグラファイトヒーターが体に悪いという事はありません。
またグラファイトヒーターは火が出ないため火災になるリスクは少ないです。
しかし布団やカーテンが本体に触れて火災となるおそれがあります。
燃えそうなものが本体に触れないようにしましょう。
他にも転倒時の自動電源オフ機能など、事故を防ぐ機能が搭載されているグラファイトヒーターを使うとより安全ですよ。