ワセリンって知っていますか?
薬局やドラッグストアで見かけた事があるという人もいると思います。
そんなワセリンを鼻の中に塗ると危険なのでしょうか?
また、ワセリンは乾燥・鼻血・花粉症の対策になるのでしょうか?
これらの疑問について調べましたので、見ていって下さいね。
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ワセリンを鼻の中に塗ると危険?
まずワセリンとはどのようなものなのでしょうか?
ワセリンとは石油を精製した保湿剤です。
石油が原料だというと体に良くないイメージがあるかもしれません。
しかしワセリンは精製の段階で肌にとって刺激となる不純物はほとんど取り除かれています。
そのため大人だけでなく赤ちゃんまで、年齢を問わず安心して使用する事ができます。
ワセリンは保湿剤なので一般的には肌に塗る事が多いと思います。
場合によっては唇にも塗りますが、鼻の中に塗ると危険だったりしないのでしょうか?
その答えは“ワセリンによる”です。
実はワセリンと一口に言っても、色は淡い黄色~白色をしています。
何故色が違うのかというと精製度が異なるからです。
基本的にワセリンによって副作用が引き起こされる事はほとんどありません。
しかし精製度の低いワセリンを敏感肌やアトピー性皮膚炎の人が肌に塗った場合、痒みやかぶれ、発疹などの症状を引き起こすおそれがあります。
鼻の中は粘膜で、皮膚よりもデリケートです。
なのでより危険性が高まってしまう可能性は十分にあります。
精製度の高いワセリンを選び、鼻の中に初めて塗る際は少しだけ塗るなどして様子を見た方がいいでしょう。
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ワセリンを鼻の中に塗ると鼻血、乾燥や花粉症の対策に?
ではワセリンを鼻の中に塗ると鼻血や乾燥、花粉症の対策になるのでしょうか?
鼻血の原因は色々あるのでワセリンが対策になる場合とならない場合があります。
原因の一つに空気の乾燥があり、乾燥によって鼻の粘膜が傷つきやすくなります。
すると血管が切れて鼻血が出やすくなってしまいます。
この場合はワセリンを塗るのが対策になります。
同時に鼻血の原因である乾燥も当然防げます。
また鼻の悩みで多い花粉症の対策にもワセリンは使えます。
鼻の中ではなく花の入り口や目の周りに塗ると、ワセリンの油膜が花粉をキャッチしてくれます。
つまり鼻の中への花粉の侵入を阻止できるのです。
症状がひどい場合は鼻の中まで塗ってもいいでしょう。
その場合は綿棒を使い、あまり奥まで綿棒を入れ過ぎないようにしてください。
また、目の周りに塗る時はワセリンが目に入らないように注意しましょう。
ワセリンは副作用が引き起こされにくいといわれていますが、顔や鼻の中は体の皮膚に比べてデリケートです。
いきなり塗るのではなく二の腕の内側に付けてしばらく放置し、経過観察しましょう。
そして何も異常が出ないか確認してからちょっとずつ塗るようにしてくださいね。
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まとめ
ワセリンは基本的に副作用が引き起こされる事はほとんどないといわれています。
しかし精製度が低いワセリンだと痒みやかぶれ、発疹などの症状を引き起こすおそれがあります。
鼻の中に塗るのであれば精製度の低いワセリンは避けた方がいいでしょう。
ちなみにワセリンは鼻の乾燥や鼻血、花粉症の対策にも使えます。
特に花粉症の対策では鼻の中だけでなく、鼻の周りにも塗ることで花粉の侵入を防げます。
塗る場合は清潔な綿棒を使い、あまり奥まで入れ過ぎないようにしてくださいね。