牛乳を飲んだ後にお腹がゴロゴロした事はありませんか?
お腹がゴロゴロするから牛乳を飲まないという人もいるかもしれません。
牛乳でお腹がゴロゴロする時間は飲んでからどのくらいなのでしょうか?
また、おならが出るという人もいますがおならが出る理由や対策はあるのでしょうか?
牛乳を飲んだ後に現れる症状に関する事について調べましたので、見ていって下さいね。
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牛乳でお腹がゴロゴロする時間は飲んでいつから?
牛乳を飲んだ後に以下の症状が現れた事はありませんか?
・お腹がゴロゴロする
・下痢になる
・気分が悪くなる
・お腹の傷みを感じる
・腹部の膨張感
牛乳を飲むと症状が現れるため、牛乳アレルギーを疑った事がある人もいるのではないでしょうか。
実は上記の症状は“乳糖不耐症”という体質である可能性が高いです。
これの体質は日本人に多いとされています。
牛乳には乳糖という糖質が含まれています。
この乳糖は小腸で“ラクターゼ”という酵素により消化吸収されていきます。
逆に考えると、ラクターゼが欠乏すると乳糖を消化吸収できなくなってしまうんです。
消化吸収されなかった乳糖は腸管内に貯留し液体を引き寄せます。
これがお腹がゴロゴロする、下痢となって現れます。
また吸収されない乳糖は小腸を通過して大腸に入り、腸内細菌によって発酵します。
この結果、腹部膨満を引き起こされます。
ところでお腹がゴロゴロする時間は牛乳を飲んでどれくらいしてからなのでしょうか?
個人差はあるものの、乳糖不耐症の人は牛乳を飲んでから2時間後くらいには症状が現れます。
つまりお腹がゴロゴロするのはそのくらいの時間なので覚えておきましょう。
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牛乳でお腹がゴロゴロしておならが出る理由や対策
何故牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしておならが出たりするのでしょうか?
先ほど軽く触れましたが、ここではもう少し詳しく理由を説明したいと思います。
実は乳糖不耐症には“先天的”と“後天的”なものがあります。
先ほど説明したのは先天的な乳糖不耐症です。
後天的なものはウイルスや細菌による急性胃腸炎に罹った時に起こります。
腸の粘膜がただれると機能が低下します。
この時、一時的にラクターゼの分泌が悪くなり乳糖不耐症の症状が現れるのです。
簡単にですが理由が分かったところで、対策は何かあるのでしょうか?
まず無理に牛乳を飲まないようにしましょう。
たくさん飲むのではなく量を減らして様子を見ます。
また温めて飲んだり、料理に使うのもおすすめです。
何故このような対策なのかというと、乳糖不耐症は牛乳アレルギーとは異なり、量を減らしたり加工品を食べたりすれば問題ない事も多いためです。
不安があったりどうしても飲めない場合は“乳糖分解済み牛乳”を飲むといいでしょう。
この牛乳はお腹がゴロゴロしない牛乳として販売されているので安心して飲む事ができます。
乳糖不耐症でも工夫次第では牛乳を飲んでもゴロゴロしなくなる場合が多いですよ。
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まとめ
牛乳を飲んでお腹がゴロゴロするのは乳糖不耐症である可能性が高いです。
これは日本人に多いといわれています。
個人差はありますが、一般的に牛乳を飲んでから2時間くらいでお腹がゴロゴロするといった症状が現れるようです。
また、牛乳でお腹がゴロゴロする乳糖不耐症の原因は先天性と後天性のものがあります。
たくさん飲まずに様子を見る、温めて飲む、料理に使うなど、工夫次第で多くの場合は飲めるようになります。
そして乳糖分解済み牛乳も売っているのでこれを飲むのも手です。
牛乳でお腹がゴロゴロする人はこれらを試してみてはいかがでしょうか。
ただし、再度言いますが無理だけはしないようにしてくださいね。