台風の名前が女性なのはなぜなのでしょうか?誰が決めてるのでしょうか?
日本では台風が発生すると数字で○号と呼んでいますが、アメリカなどでは女性の名前を付けられて区別されていますよね。
これはなぜ女性名を付けるようになったのでしょうか。
また、誰が命名してるのでしょうか。
台風の名前が女性の名前なのはなぜなのかについて調べましたので、見ていって下さいね。
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台風の名前が女性なのは何故?
日本では台風が発生すると台風第○号と数字で表されますが、アメリカなどでは台風はハリケーンとなり、名称も号数ではなく、人の名前を命名されています。
これはもともと20世紀前半にオーストラリアの気象予報士が台風の発生順に自分の嫌いな政治家の名前を付けた事が始まりと言われています。
そういった事から第二次世界大戦前後からアメリカでは軍の担当者が自分の妻や恋人などの名前を公式に付けるようになっていったそうです。
現在ではアメリカに発生したハリケーンは1978年までは女性名を付けられていたそうですが、それ以降は男女の名前を付けられるようになっていて、アルファベット順にリストが作られていてその中から命名されているようです。
このリストの中で特に被害が大きかったものはリストから削除されて、永久欠番扱いになっているそうですよ。
アメリカのハリケーンでの名前がいつも同じような名前に聞こえるのはこのリストからつけられているからかもしれませんね。
また日本では号数を付けるだけとなっていますが、アジア全体で発生した台風には名前を付けるそうです。
名前を付けることによって同時に台風が発生した時に区別しやすいなどの目的があり、名前を付けられているとのことです。
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台風の名前は誰が付けてる?
ハリケーンであっても台風であっても名前を付けて区別すると書きましたが、この名前は誰が付けてるのでしょうか。
アメリカでは米国海洋大気局ハリケーンセンターとハワイにある中部太平洋ハリケーンセンターがその地域ごとに分かれて名前を付けられているそうです。
アジアで発生した台風に関しては日本を含む14か国から作られている台風委員会が命名されているそうですよ。
台風委員会でもアメリカと同じ様に名前のリストが作られていて140個あるそうですよ。
まとめ
台風は日本では号数で区別されていますが、アジア全体で台風を区別するには混同してしまう事があるため、アジア各国で作られた台風委員会によって台風に名前が付けられています。
アメリカでも同じ様に名前が付けらて区別されています。
台風に名前を付けることによって他の台風との区別を付けられるようになる目的もあり、また名前を付けることによってより台風に関心を持ちやすくするという目的もあるそうです。
ただ単純に名前を付けてるだけでなく深い理由があるようですね。