台風の進路がおかしい理由や過去の事例について書いていきます。
台風が接近すると天気予報などで伝えられるとどれくらいの規模の台風なのか、自分の住んでるところに直撃するのかなど、台風の進路など気になりますよね。
天気予報で大体2.3日後の進路を予報されていますが、たまに台風の進路が予報を外れて進んでいくことがあるそうです。
台風の進路がおかしい理由はどうしてなのでしょうか。
過去の台風で進路がおかしかった事例は?
台風の進路がおかしい理由について調べましたので、見てくださいね。
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Contents
台風の進路がおかしい理由は何?
日本では夏の終わりから秋に入ると台風の発生が多くなり、天気予報でも台風情報を流されることが多くなりますよね。
直撃すると甚大な被害をもたらすこともある台風はできればあまりやってきてほしく無いものでもあります。
台風が太平洋沖で発生し、日本列島に近づいてくるという天気予報が発表されるとその台風の進路が気になりますよね。
数日間の台風の進路を予想されている事が多いですが、中には進路がおかしくて予報しにくい台風があるそうです。
これは夏に発生する台風では太平洋高気圧に覆われている為偏西風が弱く、台風の動きそのものが遅くなって時には大きく南下したり、九州北部を一周したりする事があるそうです。
また二つ以上の台風が同時に発生したりするときも進路がおかしくなってしまう事があるそうです。
そうなると天気予報が外れてしまう事がありますので、こまめに台風情報を見て台風が今どこにいるのか確認しておいた方がいいかもしれませんね。
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台風の進路がおかしかった過去の事例は?
台風は発生する時期などによって進路が変わったりして予報しにくい台風があると書きましたが、過去ではどのような事例があるのでしょうか。
昭和25年台風9号
台湾の東出発生した台風が九州に接近したものの台風10号との相互作用から九州の南と西の海上で円を描いた後、東シナ海をジグざくに蛇行しながら南下した。
昭和35年台風14号
日本の南を放物線を描きながらすすみ関東に接近したがまたもときた進路に引き返してまた関東地方に進んだのち三陸沖に進路を変えた。
昭和39年台風14号
もともとは小型台風だったのが、後に発生した台風16号によって沖縄南東海上で円を描きながら進み、台風16号を吸収して巨大な台風と成長し、その後鹿児島県に上陸した。
昭和49年台風14号
中国に上陸してから勢力が弱り、弱い熱帯低気圧と変化してから海上に進みその後また再発達して台風となって沖縄経由で東海地方を上陸。
昭和51年台風9号
九州付近で台風の速度が落ち、長崎県近海から天草諸島付近を3日間にわたって複雑な動きをした。
平成8年台風12号
8/6に発生した後数日かけて沖縄近海を複雑な動きをしながら進み、8/14に九州に上陸した。
平成13年台風16号
沖縄の南で発生し、約10日間沖縄付近で複雑な動きをしたため沖縄では長時間にわたり暴風雨にさらされたためライフラインに影響が出た。
平成15年台風18号
マリアナ諸島で発生した台風は約1週間かけて太平洋高気圧の周りを一周した。
この進路は非常に珍しいもので前例もないと言われている。
平成21年台風17号
9/29にカロリン諸島で発生した後10/3にフィリピンのルソン島に上陸。
一度はバシー海峡に抜けたものの台風18号の影響で再びルソン島に上陸、退避、再上陸し10/10に南シナ海に抜けるまでルソン島付近に停滞してた。
平成23年台風15号
9/13に日本の南で発生した後、沖縄本島近海で停滞、北上すると思われていたが、3日間かけて反時計回りの円を描いてその後北に速度を早めながら移動を始める、9/21に静岡県浜松市付近に上陸後東海・関東・東北地方を縦断し9/21に太平洋にぬけ、北海道道東を暴風域にしてから9/22に温帯低気圧に変わった。
平成24年台風14号
8/19にフィリピンの東の海上で発生し、発達しながら北上した後台湾の西の海上で東に進路を変え済州島、朝鮮半島に上陸し、韓国に甚大な被害をもたらす。
平成28年台風10号
もともとは熱帯低気圧として日本付近に近づいてきたが四国沖で台風となる。
その後日本の南の海上で反時計回りの円を描いた後発達しながら岩手県に上陸、東北地方を縦断した後日本海で温帯低気圧に変わった。
平成28年台風19号
グアム島近海で熱帯低気圧として発生してから台風に発達。
その後南シナ海で停滞し複雑な動きを見せたから消滅。
平成29年台風5号
南鳥島で発生し大きな楕円を描くように進みながら小川原諸島沖で複雑な動きをして、和歌山県に上陸後、日本海で温帯低気圧に変化した。
となっています。
どれも円を描いたりきた進路を戻ったりと通常の台風とは違う動きをしてるものばかりとなっているようですね。
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まとめ
台風の進路がおかし理由としては台風が二つ以上存在してる時や、夏の時期で偏西風が弱く台風自体の動きも遅いなどがあるそうです。
このような台風は予報が難しく外れてしまう事もありますので、もし天気予報で予報が難しい台風であると言われている時はできるだけこまめに今現在の台風情報を確認しておくようにして下さいね。