アマガエルの毒の成分や対策は何なのでしょうか?失明する可能性があるのか?
春が過ぎ夏が近づいてくると田んぼや水辺の近くにカエルが跳ねてる姿を見かけることが多くなりますよね。
カエルにもたくさんの種類があり、小さくて可愛らしいカエルからあまりの大きさにビックリしてしまうようなカエルまでいます。
カエルの中でもアマガエルはよく見るカエルで小さくて可愛いカエルですよね。
子供の頃にアマガエルを捕まえてきて家で飼育されていた人もいるのではないでしょうか。
そんなアマガエルの体内には毒があるのでしょうか。
その毒のせいで失明してしまう可能性もある?
アマガエルの持っている毒について調べましたので、見ていって下さいね。
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アマガエルの毒の成分や対策は?
田んぼに水が入るころにはカエルの鳴き声が夜に聞こえることが増えてきますよね。
大きいカエルから小さなカエルまで様々な種類のカエルがありますが、日本で昔から親しまれてきたカエルと言えばやはりニホンアマガエルなのではないでしょうか。
小さくて綺麗な緑色した体で子供の頃にはアマガエルを手に乗せて遊んだりしたことがある人もいると思います。
何気なく触っていたアマガエルですが、実は毒があるそうです。
厳密に言えばその毒は外敵に向けて作られている物ではなく、自分の体を微生物から身を守るために出されているものの様で、アマガエルにはヒストンH4と呼ばれるたんぱく質を持っているそうですね。
このヒストンH4は何もない状態では細胞内にあるものだそうですが、何かの刺激によって体外に分泌されると体内に入ろうとするものの細胞膜を溶かし、侵入を防ぐ働きを持っているそうです。
こうやって書くと怖いのかと思われるかもしれませんが、このヒストンH4は水で洗えばすぐに落ちる物だそうですので、アマガエルを触った後は石鹸できれいに手を洗うようにすれば問題ないようですよ。
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アマガエルの毒で失明する可能性は?
アマガエルには毒があると書きましたが、この毒が原因で失明してしまう可能性はあるのでしょうか。
先ほども書きましたがアマガエルが持つヒストンH4は細胞膜を溶かす働きがあるため皮膚におおわれている手などには何もないそうですが、目の様に臓器がむき出しになっている部分がヒストンH4に触れてしまうと最悪の場合失明に至ることがあるそうですのでし、目に入るとかなり痛みを感じるようですので、もし万が一手を洗う前に目を触ってしまったらすぐに洗い流すようにして下さいね。
ただ毒性自体はそれほど強いものではないので、触った後は手を洗うのを忘れなければ大丈夫だと思いますよ。
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まとめ
日本で昔からいるアマガエルはその小さな体と吸盤を使ってよじ登る姿が可愛らしく子供の頃よくアマガエルを見つけたら自分の体につけたりして遊んだことがあるかと思います。
アマガエルには微生物などが体内に入らない様に身を守る物質があるため、目に入ってしまうと最悪の場合失明してしまう可能性があるそうです。
ただ、水で簡単に洗い流せる物質ですので、触った後は綺麗に手を洗うことを徹底するようにすれば問題は無いようですね。
ですが可愛いからとあまりアマガエルを触るとカエル自体が弱ってしまいますので、気を付けてあげてくださいね。