車に乗る時にシートヒーターのお世話になっているという人もいると思います。
昔は高級車にしか付いていなかったシートヒーターですが、最近はそうでなくても標準装備だったりオプションで付ける事もできたりします。
そんなシートヒーターですが、座っている時間が長ければ長いほどやけどしないのか心配になったりしませんか?
果たしてシートヒーターでやけどする事はあるのでしょうか?
また、車で水やジュースを飲もうとしてうっかりこぼしてしまう事ってありますよね。
シートヒーターで水やジュースをこぼしたらどうするのが正しいのでしょうか?
今回はこれらの点について調べましたので、見ていって下さいね。
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シートヒーターでやけどする事はある?
シートヒーターとは車の座席を温める暖房器具です。
車内のエアコンに代わる暖房器具として利用されている事もあります。
オプションとして設定されている場合もありますが、現在では後付け可能の商品も数多く発売されています。
そんなシートヒーターですが、ずっと触れている暖房器具という事もあってやけどが心配ですよね。
シートヒーターでやけどする事はあるのでしょうか?
シートヒーターは長時間使用すると低温やけどになるおそれがあります。
低温やけどとは長い時間熱源に晒されることにより、皮膚に赤や茶色の発疹が出る状態です。
食パンをトースターで焼いた時にできる、パンの表面の焦げ跡から“トースト肌症候群”とも呼ばれています。
低温やけどは電気カーペットや電気毛布でも起こり得ます。
しかしシートヒーターを使う場合の多くはズボンやスカートを履いています。
特にズボンの場合は皮膚が赤くなっていても気付きにくいです。
また低温やけどの症状はゆっくりと現れる可能性があります。
そのため気付くくらい皮膚が痛む頃には、既に症状が悪化している事も珍しくありません。
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シートヒーターに水やジュースをこぼしたらどうする?
シートヒーターにうっかり水やジュースをこぼしてしまう事もあるでしょう。
思わぬアクシデントは焦ってしまうものです。
正しい対処法をとらないと大変な事になってしまいそうですよね。
シートヒーターに水やジュースをこぼしたらどうするのがいいのでしょうか?
シートヒーターによっては防水のものもありますが、すべてのシートヒーターが防水といううわけではありません。
水やジュースをこぼした時は乾いた布ですぐに拭き取ってください。
そしてよく乾くまではシートヒーターはオフにしておきましょう。
シートヒーターの内部の仕組みは、搭載されている電熱線がスイッチを入れることで発熱します。
これによりシートクッションを介して座っている人を温めてくれるんです。
この仕組みは電気毛布やヘアドライヤーなどでも使用されています。
多くの電気毛布は洗濯可能となっています。
つまり同じ仕組みを使っているシートヒーターも水にはある程度耐えられるという事です。
ただしこれは水やお茶の場合です。
ジュースの場合は糖分により変色などトラブルとなるおそれがあるので注意が必要です。
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まとめ
シートヒーターは長時間使用することで低温やけどになるおそれがあります。
特にズボンの場合は皮膚が赤くなっていても気付きにくい事が多いです。
低温やけどの症状はゆっくりと現れる事も珍しくありません。
なので気付くほどに皮膚が痛み始めた頃には、既に症状が悪化してしまっているという事も。
またうっかりシートヒーターに水やお茶をこぼしてしまった場合は乾いた布ですぐに拭き取り、しっかりと乾くまではオフにしておきましょう。
ただしジュースの場合は糖分によって変色したり、場合によってはより深刻なトラブルのおそれがあります。
シートヒーターを使う際は十分に注意して使うようにしてくださいね。