ヨーグルトって美味しいですよね。
朝食で、おやつとして・・・など食べ方も様々です。
そんなヨーグルトですが、大容量のものもありますよね。
大容量の場合は一気に食べない事が多いと思います。
次も使うのであればヨーグルトにスプーンを入れっぱなしにして保存しておきたいですよね。
ヨーグルトにスプーン入れっぱなしにすると衛生的にどうなのでしょうか?
また、ヨーグルトをスプーンなしで食べる方法はあるのでしょうか?
今回はこれらの点について調べましたので、見ていって下さいね。
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ヨーグルトにスプーン入れっぱなしすると衛生的にどう?
特に大容量タイプのヨーグルトの場合、一気に食べる事は少ないと思います。
そして大容量タイプの場合は別の器に移して食べる、そのまま直接食べる等々・・・人によって異なると思います。
続きを食べる時にすぐに食べられるよう、スプーンをヨーグルトに入れっぱなしにして保存している人もいるかもしれません。
しかしここで気になる点が一つ。
それは衛生面です。
ヨーグルトは一般的な食品よりも気を配らないといけないイメージがある人も珍しくありません。
果たしてヨーグルトにスプーンを入れっぱなしにすると衛生的にどうなのでしょうか?
調べてみたところ、意見が“問題あり”と“問題なし”で分かれています。
問題ありの意見
食べるのに使ったスプーンを入れっぱなしにするのは不衛生です。
一度口に入れたスプーンには口内細菌がべったりと付いています。
そんなスプーンをヨーグルトの中に入れれば、スプーンの口内細菌が移ってしまいます。
また、スプーンは当然ですが手で持ちます。
手に付いた雑菌もヨーグルトに移ってしまう可能性があります。
問題なしの意見
乳タンパクが凝固するにはPH4.6以下の酸性に傾いている必要があります。
ヨーグルトは結構な酸性環境になっています。
ヨーグルトくらいの酸性環境なら大部分の微生物は繁殖できません。
乳酸菌以外で増殖するとしたら一部の真菌類くらいです。
健康な人の口腔内には真菌はいません。
そのため口内細菌がヨーグルトの中で増殖する事はほぼ考えられません。
このように意見が分かれていますが、個人的にはヨーグルトにスプーンを入れっぱなしにするのはお勧めしません。
問題なしの理由として「ヨーグルトの環境では大部分の口内細菌や雑菌は繁殖できないから」というものが大きいようです。
ただし細菌が繁殖する可能性は低いとはいえ、100%繁殖しないとは言い切れません。
また、手の雑菌もスプーンを通じてヨーグルトに移る可能性もあります。
仮に無害といわれても気持ち的に細菌や雑菌が混ざったヨーグルトを積極的に食べたいという人は少ないでしょう。
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ヨーグルトをスプーンなしで食べる方法はある?
買ってきたヨーグルトを食べようとしたらスプーンが入っていなかった・・・。
そんな経験はありませんか?
ヨーグルトをスプーンなしで食べる方法はあるのでしょうか?
一番簡単なのはヨーグルトのカップに直接口を付けて流し込む方法です。
しかしヨーグルトが固めだったり、外だと人の目が気になりますよね。
そこでオススメなのが蓋でスプーンの代わりと作るというものです。
①ヨーグルトの蓋を全部はがす
②蓋の両端を折り曲げる
③蓋をはがす時に取っ手となる蓋の先端部分を右手の親指で押さえる
④左手で先端以外の部分をクルクルと捻じ曲げる(持ち手の部分になるように形を作る)
すると③で押さえた先端部分がヨーグルトをすくう部分になります。
蓋がむき出しの状態で販売されているヨーグルトの場合、気になるなら最初に洗ったり消毒したりするよいいでしょう。
このやり方を覚えてさえいればスプーンがなくてもヨーグルトが食べやすくなりますよ。
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まとめ
ヨーグルトにスプーンを入れっぱなしで衛生的に大丈夫かという疑問ですが、意見が二つに分かれています。
ヨーグルトの環境なら口内細菌などは繁殖しないから問題なしという意見と、口内細菌だけでなく手の雑菌なども入るリスクがあるので問題ありという意見です。
ほぼ繁殖しないという話であり、100%繁殖しないわけではありません。
なので、ヨーグルトにスプーンを入れっぱなしにするのは個人的には推奨しません。
また、スプーンがない時はヨーグルトの蓋で即席のスプーンを作るのがオススメです。
簡単に作れるのでスプーンがない時はぜひ作ってみてくださいね。