じゃがいもは色々な料理で使うため、馴染みの深い野菜です。
でもじゃがいもってすぐに芽が出てきてしまうんですよね…。
そんな悩みを解消できるかもしれないのが“じゃがいも、りんごを一緒に保存で芽が出ない”というものです。
じゃがいもとりんごを一緒に保存すると芽が出ないのでしょうか?
じゃがいもの保存方法について調べましたので、見ていって下さいね。
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ジャガイモとリンゴを一緒に保存すると芽が出ないのは本当?
私たちにとって馴染みの深いじゃがいも。
じゃがいもを料理でよく使う人も多いのではないでしょうか。
買い置きしておきたいところですが、じゃがいもって本当にすぐ芽が出てしまうんです。
じゃがいもの芽には人間にとっては有害な成分が含まれているというのは有名な話ですよね。
そんなじゃがいもを長期保存する方法として“りんごと一緒に保存する”というものがあります。
果たしてこの方法は本当なのでしょうか?
実はこの方法は想像以上に有効だったりします。
何故じゃがいも、りんごを一緒に保存すると芽が出ないのでしょうか?
りんごからはエチレンというガスが放出されています。
エチレンにはいくつか働きがあるのですが、その中の一つに植物の成長を阻害するというものがあるんです。
この働きによって、じゃがいもの発芽が抑制されるというわけなんです。
ただしこの働きは全ての植物に発揮されるわけではないという事を頭に入れておきましょう。
余談ですがエチレンには熟成を促進する働きと老化を促進する働きもあります。
前者はキウイやマンゴー、後者はブロッコリーやホウレン草、キュウリなどを近くに置くと作用します。
作用が働くのを避けたいのであればりんごのそばに置かないようにしましょう。
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ジャガイモとリンゴを発芽対策で保存する方法は?
では実際にじゃがいもとりんごを発芽対策として一緒に保存する方法はどうすればいいのでしょうか?
やり方は簡単で、じゃがいもを保存する場所にりんごを一緒に入れておくだけです。
割合はじゃがいも30個に対してりんご1個です。
りんごが少ない気がするかもしれませんが、これで十分効果を発揮してくれます。
ちなみにりんごは2週間~1ヶ月くらい保存できる果物なので、ある程度の期間は入れたままで大丈夫です。
りんごが傷んだり、しなびてきたと感じたら新しいりんごと交換してください。
じゃがいもは湿気の少ない風通しの良い場所で常温保存が基本です。
ただし、夏場は気温が高いため発芽しやすくなります。
夏場はじゃがいもとりんごを一緒のビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れておきましょう。
野菜室がない場合は涼しい暗所に置くようにしてください。
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まとめ
そのままだとすぐに芽が出てしまうじゃがいもはりんごと一緒に保存することで目が出にくくなります。
じゃがいも30個に対してりんご1個を目安に、湿気の少ない風通しの良い場所で常温保存しましょう。
気温が高いと芽が出やすくなるので、特に夏場は冷蔵庫の野菜室か涼しい暗所に置くようにしてください。
りんごから出るエチレンの働きは、じゃがいものように植物の成長を阻害する働きだけではありません。
熟成を促進する働きと老化を促進する働きもあります。
この働きを避けたい場合はキウイやマンゴー、ブロッコリーやホウレン草、キュウリなどを一緒に置かないようにしましょう。