紙魚というものを聞いた事がありませんか?
これは紙をエサとする害虫の名前です。
いつの間にか家にいる事が多い紙魚ですが、発生源はどこからなのでしょうか?
また、じっくり見る機会の少ない紙魚ですが見た目はかわいいのでしょうか?
そして紙魚は刺すなどの害はあるのでしょうか?
紙魚について色々と調べましたので、見ていって下さいね。
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紙魚はどこから発生する?発生源はどこ?
家の中で平たいダンゴムシのような見た目の虫を見かけた事はありませんか?
この虫は紙魚(シミ)という虫です。
いつの間にかいる紙魚ですが、どこから発生するのでしょうか?
紙魚の発生源ですが、紙魚は基本的に家の外から中へと入ってきます。
つまり家の中に最初からいるわけではないのです。
紙魚が家の中へ侵入する経路として、主に以下の2つが考えられます。
①家にある隙間
紙魚は小さな虫なので僅かな隙間でも侵入してきます。
なんと壁にできたちょっとしたひび割れでも侵入経路になってしまうんです。
②ダンボールや布製品などに付いてくる
宅配物のダンボールなどは様々な場所を経由して家に来ます。
その道中で紙魚が付き、そのまま家に持ち込んでしまう事があります。
衣類を家の中に持ち込んだ時も同様です。
このように紙魚は外部から無意識に侵入しているのです。
紙魚はかわいい?気持ち悪い?
ところでいつの間にか家の中にいる事が多い紙魚ですが、どのような印象がありますか?
紙魚はかわいいのでしょうか?
それとも気持ち悪いのでしょうか?
調べてみたところ、紙魚は人によって感じ方が違うようです。
紙魚を気持ち悪いと感じる人は多いです。
確かに紙魚は特徴的な動きと形をしています。
実際、見つけると一瞬ギョッとしてしまいますよね。
しかし気持ち悪いと思う人がいる一方で、紙魚をかわいいと思う人も一定数いるようです。
紙魚は3臆年もの長い間絶滅することなく生き延びてきた虫といわれています。
その健気さと原始的で独特の動きをかわいいと感じる人もいるのです。
実際に紙魚を飼育してかわいがっている人もいるようです。
なんと飼育方法なども確立されているというのですから驚きですよね。
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紙魚は刺す?害もあるから危険?
見た目にインパクトのある紙魚ですが、刺したり害があったりして危険な虫なのでしょうか?
紙魚は人に直接危害を加える事はありません。
しかしだからといって放置しておいて大丈夫というわけではありません。
紙魚による被害は“食害”です。
何を主にエサにするのかというと、それは紙です。
紙魚は紙を舐めるようにして食べます。
食べるというとかじって紙に穴をあける、つまり虫食いの穴のイメージがあるかもしれません。
しかし紙魚は紙の表面を削りとるように食べていくので、その部分が薄くなります。
なお紙魚は洋紙よりも和紙を好む傾向があります。
また紙以外にもパンやクッキーなどの小麦粉でできた食品、鰹節なども好みます。
もしも紙魚を見かけたら紙だけでなくこれらの食品にもいないか注意した方がいいでしょう。
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まとめ
紙魚はわずかな隙間があれば家の中に入ってくる事が可能です。
ドアや窓の隙間だけでなく、壁にできたほんの僅かなひび割れからでも侵入できます。
他にもダンボールや衣服に付いて入ってくる事もあります。
また紙魚はその特徴的な見た目や動きから気持ち悪いと感じる人もいれば、かわいいと思う人もいます。
初めて見た時はギョッとする見た目ですが、後にかわいいと思うようになり飼い始める人もいるのだそうです。
人に対しては刺すなどの危害を与えない紙魚ですが、紙やパン・クッキーなどの小麦粉でできた食品をエサにします。
そのため紙魚が家の中にいると、これらのものが被害を受けてしまいます。
もしも紙魚を見かけたら被害を被る前に駆除し、エサとなるものを放置しないなどの対策も行うようにしてくださいね。