キーボードに水を少しこぼした時の対処はドライヤーだけで十分か？

パソコンを使っている時にうっかりキーボードに水をこぼした経験はありませんか？

こぼした時って少しであっても焦ってしまい、どのような対処をしたらいいか分からなくなりがちです。

 

水分を飛ばすために効果がありそうなものといえばドライヤーですよね。

キーボードに水を少しこぼした時の対処はドライヤーだけで十分なのでしょうか？

 

キーボードに水をこぼした際の対処法について調べましたので、見ていって下さいね。

キーボードに水をこぼした！対処はドライヤーだけで十分？

 

パソコンを使っている時に水を飲みながらという人も多いでしょう。

そんな時にうっかり手が当たって水をこぼしてしまったら焦りますよね。

 

こぼした時にそのまま使ってしまうと故障の原因となってしまいます。

手っ取り早く水を飛ばしたいと思った時、ドライヤーを思いつく人も多いでしょう。

果たして、水をこぼした時の対処はドライヤーだけで十分なのでしょうか？

 

実はドライヤーではなく他の方法が一般的な対処法なんです。

その対処法はデスクトップPCかノートPCかによって違うので紹介したいと思います。

 

デスクトップPCの場合

 

①パソコン本体から水をこぼしたキーボードを外す
②キーボードを傾けて水を切る
③水分が大体切れたら柔らかい布などを使い、できるだけ水分を拭き取る
④24時間以上、直射日光の当たらない場所で陰干しをして水分を飛ばす

 

外付けキーボードの場合は送風機やドライヤーで乾かす方法も有効です。

ただしその場合は必ず冷風で乾かすようにしてください。

ノートPCの場合

 

ノートPCはデスクトップPCと違い全部が一体となっています。
そのためデスクトップPC以上に慎重かつ速やかに作業をする必要があります。

①すぐに電源を切る
②電源コードやバッテリー、周辺機器などをすべて取り外す

 

以上の作業を速やかに行ってください。

 

その後の対処法は基本的に以下のようにしてPCの内部に水分が侵入しないようにしましょう。

・柔らかい布(タオルなど)で水分を拭き取る
・逆さまにして水分を抜く

自然乾燥で放置し乾燥させたらパソコンを起動してバックアップを取り、修理の相談をします。

 

なおドライヤーは使わないでください。

またパソコンを無理やり振って水分を抜かないようにしてください。

メーカーによって水をこぼした時の対処法は違う？

キーボードに水をこぼした場合の対処法はパソコンのメーカーによって微妙に違うようです。

例としていくつかのメーカーの対処法について紹介したいと思います。

NEC

 

柔らかい布で水分を拭き取ります。

 

この時強く拭き取るのではなく、布に水分を染み込ませるようにして丁寧に水分を取り除きます。

 

キーボードの隙間に水が入り込んだ場合はしっかりと乾いたのを確認してから使うようにしましょう。

富士通

 

まずマウスを使いパソコンの電源を落とします。

次に電源ケーブルを取り外します。

タオルなどの布の上にキーボードを裏返しておき、出てきた水分を吸い取ります。

 

そして問題なく使えても本体の故障や発火・発煙のおそれがあるので、修理に出してください。

ASUS

 

まず電源を切ってバッテリーとACアダプタを外します。

タオルで可能な範囲で水分を拭き取ってください。

 

表面の水分が拭き取れたらパソコンを逆さまにして水分を出しましょう。

更に最低24時間は放置して水分を乾燥させます。

 

ドライヤーは別の不具合が出るおそれがあるので避けてください。

乾いたら起動できるか一度確認し、起動できたらバックアップを速やかに取って窓口に修理の相談をします。

 

ちなみに水ではなく糖分や塩分を含んだ液体をこぼしてしまった場合は、乾いてもキーの反応が悪くなりがちです。

水以上に故障や不具合が出る可能性が高いので、そのまま使い続けないようにしてくださいね。

まとめ

キーボードに水を少しこぼした時の対処としてドライヤーだけでは不十分です。

パソコンのタイプやメーカーによって違う点もありますが、基本的には水分を拭き取って逆さまの状態で放置して乾かすのがいいでしょう。

 

その後、外付けキーボードの場合は送風機やドライヤーで乾かす方法もあります。

乾かした後は問題なく使えていても、時間が経てば不具合や故障する事も考えられます。

 

動いている間にバックアップを取り修理に出すようにしてくださいね。