数の子は何の子の事なのでしょうか?ニシンのタマゴのことなのでしょうか?
お正月に出されるおせちの一品の一つに数の子がありますよね。
数の子は黄金色に見えることから黄色いダイヤとも言われていてとても縁起の良い食べ物であると言われています。
その数の子は何の子なのでしょうか。
魚のニシンの卵の事?
数の子は何の子なのかについて書いていきますので、見てくださいね。
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数の子は何の子?ニシンのタマゴ?
お正月になると多くの家庭では年末から準備されていたお節料理を食べられるかと思います。
最近では百貨店やネット通販などで有名シェフが作ったお節料理が販売されていて、そちらを購入するという家庭もあるのではないでしょうか。
おせちに入ってる物に数の子がありますが、数の子は一体何から作られてるのでしょうか。
数の子は魚のニシンのタマゴのことで、メスの腹から取り出した卵のかたまりを天日干しまたは塩漬けされてから食べる物となっているそうです。
一つのタマゴはとても小さい物でありますが、卵同士がくっついてる為長さは約10センチ、幅2センチほどのかたまりとなっているそうです。
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数の子は生で食べる物ではなく先ほども書いたように天日干しや塩漬けされたものを食べる前に水で戻したり、塩抜きしてから食べる物となっていて、特に天日干しによって作られた干し数の子がより高級な物として取り扱われているそうですよ。
よく家庭で食べられてるのはどちらかと言えば塩漬けされたものが多いのではないでしょうか。
なぜおせちに料理に数の子が入ってるのかと言えば数の子の粒の多さが子孫繁栄を連想されるとして、縁起物として用いられることが多くなったからだそうですよ。
古くは室町時代の13代将軍足利義輝に数の子が献上されたという記録があることからかなり昔から日本で作られていたようですね。
またニシンのことをアイヌ語で「かど」と呼ぶそうで、はじめは「かどのこ」だったのがなまったのが語源であるそうで、卵の数も多いことから漢字も数を付けて数の子となったようですね。
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まとめ
おせち料理の一品として食べられることの多い数の子はニシンのタマゴのことでもともとはアイヌ語で「かどのこ」と呼ばれていたものがなまって「数の子」となったと言われています。
室町時代に将軍に献上されたという記録も残ってることからかなり前から日本では数の子を食べられていたようですね。
独特な食感を楽しめる数の子はお正月などに食べる縁起の良いものですので、最近食べてないという人も久しぶりにお正月に食べてみてはいかがでしょうか。