夏場になると特にアイスが美味しいと感じますよね。
大量に買い込んで冷凍庫にストックしているという人もいるでしょう。
ところでアイスによっては量が多くて一気に食べられないって事もありますよね。
食べかけのアイスを再度冷凍庫に入れておこうと思った際に気になるのは衛生面です。
アイスの食べかけを冷凍庫にいれると菌が増えるのでしょうか?
アイスの食べかけの再冷凍は危険なのでしょうか?
今回はこれらの点について調べましたので、見ていって下さいね。
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アイス食べかけを冷凍庫にいれると菌が増える?
暑い時期になると冷たいものが欲しくなりますよね。
アイスも食べたくなる物の一つではないでしょうか。
冷たくて甘くて本当に美味しいですよね。
そんなアイスですが、人やアイスの量によっては一度に食べきれないという事もあるでしょう。
食べきれないアイスをそのまま放置しておくと当然溶けてしまいます。
なので再度冷凍庫にいれておく事になります。
ただ、気になるのは食べかけという点。
開封済みなうえに食べかけなだけに衛生面が気になるところです。
果たしてアイスの食べかけを冷凍庫にいれると菌が増えるのでしょうか?
食べかけのアイスを再冷凍しても菌が増殖するという事はないそうです。
というのも菌は基本的に18℃以上でないと活動できません。
アイスを保管する冷凍庫の温度は一般的に-22~-18℃に設定されています。
その温度では菌が活動したり増殖したりする事はできません。
ただしアイスを食べている間に大抵の場合は部分的に溶けてきてしまいます。
一度溶けたアイスは風味が落ちる、ニオイが移る、冷凍焼けなどを起こすおそれがあります。
時間経過で悪化していくのでなるべく早く食べてしまった方がいいでしょう。
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アイスの食べかけの再冷凍は危険?
アイスの食べかけを再冷凍しても菌が増殖する事はありません。
しかし状況によってはアイスの食べかけの再冷凍は危険である可能性があります。
例えば、溶けて常温になった食べかけのアイスです。
食べかけのアイスは直接かじったりスプーン経由で唾液が混じっています。
この段階で唾液の中にいる菌がアイスにも付着します。
更に常温となったアイスは菌が増殖しやすいです。
実際に溶けたアイスが原因で食中毒を引き起こしたケースもあります。
常温で放置された食べかけのアイスを再冷凍しても、既に菌は増殖した状態です。
前述の通り-22~-18℃の低温時は活動が停止しますが、あくまでも“停止”するだけです。
誤解しないでほしいのが活動停止するだけで死滅はしないという事です。
溶けてくると菌は再び活動し始めます。
常温で放置され、食べかけだったアイスを口にする・・・かなりリスクが高いという事が分かりますよね。
食べきれないと分かっている場合は、先に未使用のスプーンで食べたい分だけ取り分けておくといいでしょう。
食べてる途中で食べきれないと思った場合は、アイスの表面を平らにし、密閉して保存しましょう。
そして繰り返しになりますがアイスはどんどん風味が落ちていくので、なるべく早く食べきるようにしてくださいね。
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まとめ
アイスの食べかけを冷凍庫にいれても菌が増殖する事はありません。
冷凍庫の温度では菌が活動したり増殖する事はできないためです。
ただし常温で放置した食べかけのアイスは唾液や温度の影響で菌が増殖しやすい環境となっています。
そして菌は冷凍で死滅する事はありません。
なので既に菌が増殖したアイスを食べる事になり、危険です。
食べきる自信がない場合はあらかじめ取り分けてから食べると衛生的でオススメですよ。