そのぶどうの病気である「べと病」や「うどんこ病」、「黒とう病」の対策や予防はどうすればよいのでしょうか。
ぶどうは一粒ずつ皮をむいて食べるのが少し面倒ですが、美味しい果物ですよね。
ぶどうの病気「べと病」「うどんこ病」「黒とう病」の対策や予防について調べましたので、参考にしてくださいね。
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ぶどうの病気「べと病」「うどんこ病」「黒とう病」とは?
ぶどうは一粒一粒が小さいですが、気づくと一房食べてしまうほど美味しい果物ですよね。
売られているぶどうは綺麗な色の物ばかりかと思いますが、栽培していると病気になってしまうことがあるそうです。
ぶどうがなる病気として「べと病」「うどんこ病」「黒とう病」とあります。
どのような症状なのか書いていきますので、見てくださいね。
「べと病」の詳細
ぶどうの葉の表に淡黄色の斑紋が出て、葉の裏には雪白色のカビが生えてきます。
落ちた葉の組織内に胞子を作って冬を越し、4~5月ごろから感染が始まるそうです。
「うどんこ病」の詳細
開花前後に胞子を作って伝染する病気で、5月ごろから発生することが多いようです。
見た目が灰白色のホコリのようなカビが出始めます。
5~7月までと、9~11月までの期間が特に多く発生し、ハウスで栽培されているブドウが特に発生することが多いようです。
「黒とう病」の詳細
春芽が出始めてから9月まで発生し、特に5月から雨季までが多く出ます。
様々な場所に発生し、黒褐色で円形の斑点がいたるところに出始めます。
高温多湿の時になるとより発生しやすい病気だそうです。
このようにぶどうを栽培する時には気を付けなければいけない病気がたくさんあります。
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「べと病」「うどんこ病」「黒とう病」の対策や予防はある?
先ほど書いたぶどうの病気に対して対策や予防はあるのでしょうか。
「べと病」の対策や予防
べと病は湿度や高い梅雨時に多く発生してしまう病気になりますので、できるだけぶどうを栽培する時に密度の高くせず、風通しや日の光が射すように工夫をすることと、水がはねて他に病気をうつさないように、わらなどを敷いて防ぐようにします。
秋雨や梅雨の時に病気になりやすいのでできるだけこの時期に薬剤を使うようにして下さい。
その時葉の裏までしっかり薬を塗るとより効き目が出るそうです。
治療薬などもあるので、それもオススメですよ。
「うどんこ病」の対策や予防
この病気も湿度が高いとより発生してしまいますので、風通しと日の光が通るようにする、定期的に薬剤をかけておくなどが予防になります。
初期状態の時ですと薬剤で治ることもあるようですが、症状が進んでしまうと切ってしまわないといけなくなりますので、定期的に様子を見る事が大切になります。
「黒とう病」の対策や予防
黒とう病も風通しを良くする、もし病気を見つけてしまったらその部分を切り取って他に伝染しないようにする。
発芽する前や葉が2~3葉期のころから梅雨にかけて薬剤をかけるようにすることが予防と対策になるようです。
どの病気も湿度がより病気を発症しやすくしてしまうことになるようですので、できるだけ風通しのよくなるように要らない枝などを切ったりして空間を作るようにしてぶどうを病気から守ってくださいね。
まとめ
ぶどうを栽培していると色々な病気になってしまうことがあります。
初期状態ですと被害も最小限に抑えることができますので、こまめにぶどうの状態をみるようにして病気から守っていって下さいね。