博多祇園山笠は7月にある福岡を代表する祭りの一つですが、この祭りの間きゅうりを食べてはいけないというルールがあるのでしょうか。
また、衣装に浴衣やふんどしを着るのでしょうか?
博多祇園山笠のしてはいけないルールなどについて調べましたので見てくださいね。
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博多祇園山笠にきゅうりはNG?
博多祇園山笠は福岡市博多区の主に博多部で7月に行われる祭りで、博多の総鎮守である櫛田神社にまつられる素戔嗚尊(祗園宮)に対して奉納される祭りで、77年余りの伝統を誇る祭りであります。
また、国の重要無形民俗文化財でもあります。
その博多祇園山笠ですが、博多人はこの祭りの期間中きゅうりを口にしないというルールがあるそうです。
これは祇園様の神紋がきゅうりの切り口に似ていて、恐れ多いためと言われています。
その為、祭りの期間中は学校給食にもきゅうりがメニューから外すという徹底ぶりで、もしお店などのサラダにきゅうりが入っていてもつまみ出すほどというくらい博多人はこの期間にきゅうりを食べないというのが当たり前のことになっているようですね。
厳密に言うと祇園様の神紋は木瓜であり、きゅうりとは違うそうです。
これは神紋に似ているということもありますが、旬のものを断って神様に精進潔斉を示すということかもしれませんね。
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博多祇園山笠の衣装に浴衣やふんどし?
博多祇園山笠の衣装は締め込みに水法被を身に付けます。
この締め込みはいわゆるふんどしやまわしと同じものであるかと思いますが、博多っ子はこの姿を見て「ふんどし」と言われるとムッとする人が多いようです。
これは「ふんどし」は下着だけども、「締め込み」は儀礼装束であるという違いがあるため意味が違うという事だそうです。
山笠の男の人たちは締め込みを締めると気持ちも引き締まるそうです。
締め込みは丈夫な綿布製で長さは約3mほどで、色は紺色か白色が基本です。
流れによって色などを統一しているところが多いようです。
夏のお祭りと言えば浴衣を思い浮かべるかもしれませんが、博多祇園山笠は男の祭りということもあり、追い山で男の人たちに勢い水をかけますので、浴衣を着ていると水にかかってしまうことがありますので、できれば浴衣以外の服装で行かれることが良いのではないでしょうか。
まとめ
博多祇園山笠はお祭りのイメージがあるかもしれませんが、素戔嗚尊(祗園宮)に対して奉納される信じであります。
祭りの期間中はきゅうりを食べないという独特なルールもあるそうで、博多の人はとても大切にされている行事の一つになります。
また、期間中見物に行く際、浴衣を着ていっても良いかと思いますが、追い山の際、勢い水をかけたりして水がかかってしまうことが増えてしまいますので、できれば浴衣以外の服装で祭りを楽しんでくださいね。