博多祇園山笠は福岡県博多市で770年余り続く伝統的な祭りで、櫛田神社にまつられる素戔嗚尊(祗園宮)に対して奉納される神事であります。
この祭りの中である集団山見せというものがありますが、時間はいつ頃あるのでしょうか。
また、台上りの意味は何なのでしょうか。
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博多祇園山笠の集団山見せの時間はいつ?
博多祇園山笠は男たちが各流に分かれてタイムを競う追い山などがありますが、特に盛り上がりを見せる見せ場の一つに集団山店があります。
舁き山を引きながら博多中を回っている各流が博多部を越えて博多中心部に渡る唯一の日が13日ある「集団山見せ」になります。
この日は全ての舁き山が一堂に会して福岡市役所前の桟敷席を目指します。
時間は午後3時半から始まるそうで、コースである明治通りにはたくさんの見物人が集まり、開始の1時間から30分前には人で埋め尽くされてしまうそうですので、早めに行っておくようにして下さいね。
この集団山見せ1番山笠が出発する合図に太鼓と打ち上げ花火がなって、集団山見せが始まることを知らせてくれます。
圧巻の集団山見せ是非早めに行って良い場所で見てくださいね。
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台上りの意味は?
山笠の前後にある台の上に座り、追い山や集団山見せで赤色の「鉄砲」と呼ばれる筒状の指揮棒を持って舁き手を叱咤激励して舁山の全体指揮を取ります。
この山笠の台にあがることを台上りと呼びこの台に上がるという事は舁き手の中でも特に名誉であるとされており、特に表側中央に座れる舁き手は実質的なリーダーとなるため選ばれるという事はすごい栄誉であると言われています。
前の台を「表」と後ろを「見送り」と言われています。
台上りに選ばれる人は博多に功労のあった人などが選ばれるそうで、県知事などそうそうたるメンバーが選ばれています。
そんな人たちと共に台上りできるとなれば凄いことですよね。
この山笠を舁けるようになるのは高校生位だそうで、小学生以下は先走り、中学生から後押しと流れごとにある縦社会で役割が決められています。
成人してようやく一人前と認められるとステータスシンボルと言える赤手拭が渡されます。
台上りに選ばれた人たちはそれだけ長い年月をかけて選ばれるということになるのではないでしょうか。
まとめ
博多祇園山笠の最大の見せ場である集団山見せは7つある流れが集結して福岡市役所前の桟敷席を目指します。
コース沿いの通りは開始の1時間半から30分前には人て埋め尽くされてしまいますので、良い場所で見たいと思われたら早めに場所取りをしておかないといけないようです。
また山笠にある台に上ることを台あがりと呼ばれ、この台あがりに選ばれるという事は舁き手にとって名誉なことであり、特に前の中央に座るという事は実質的なその流のリーダーであるということになりますので、最大の名誉になるそうです。
見どころがたくさんある博多祇園山笠、まだ見た事の無い人は是非一度観に行かれても損はないと思いますよ。