7月に入ってすぐに博多祇園山笠が始まります。
各流の人たちが繰り広げる追い山ならしの過去のタイムやコースはどの様なコースだったのでしょうか。
調べましたので、もし行かれる予定があれば参考にしてくださいね。
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博多祇園山笠の追い山ならしとは?
博多祇園山笠は各流がタイムを競う『追い山』がありますが、本番の三日前にリハーサルである「追い山ならし」があります。
言葉通り「追い山」の「ならし」走行という意味で、漢字だと「追い山馴」となります。
この櫛田入りは舁き出しから境内を出るまでの事を言い、この距離を舁き手が総重量約1tの山笠を26人の男衆が担いで走る姿はとても見ごたえのあるものになっています。
またリハーサルではありますが、コースが本番の追い山よりも1キロ短いだけで、他は本番と全く同じだそうで、タイムを測り発表されることから各流は本番と同じくらいの気合を入れて走っています。
また、一番山笠の櫛田入りの際、祝いめでたを歌うことが認められていたり、八番山笠の走る飾り山の上川瑞通も登場して華麗な櫛田入りを披露してくれるそうです。
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過去のタイムやコースは?
ではこの追い山ならしのコースや、タイムはどの様になっているのでしょうか。
追い山ならしのタイムは公表されていませんでしたが、櫛田入りのタイムと全コースのタイムは公表されていました。
2015年度のタイムですが、下記の通りです。
櫛田入り
大黒流 37秒11
東流 31秒22
中州流 35秒15
西流 30秒78
千代流 33秒85
恵比須流 33秒48
土居流 35秒88
上川瑞通 48秒53
全コース
大黒流 30分05秒
東流 28分39秒
中洲流 34分19秒
西流 30分41秒
千代流 29分23秒
恵比須流 32分49秒
土居流 30分45秒
となっています。
また、追い山ならしでのコースは本番の置い山笠のコースと同じですが、本番のゴール手前1kmの奈良屋町角が追い山ならしでのゴールになります。
また、追い山ならしや追い山の中で一番盛り上がる櫛田入りですが、事前に桟敷券を手に入れなければ見る事はほぼ不可能に近いそうです。
この桟敷券はチケット発売後約15分後には売り切れてしまうほどの人気ですのでかなりの倍率であるようです。
また、舁き手達の熱気を下げる役割もある勢い水が飛び交いますので、もし近くで見る時は濡れても良い服装や、もし無ければレインコートなどを来て濡れないようにしておくといいかもしれませんね。
かなりの人が集まりますので、ベビーカーや自転車などは周りの人の迷惑になってしまいますので、これらを使う時は大通りなど通りやすいところを選ぶようにして下さいね。
まとめ
追い山ならしはその名の通り追い山をならすという意味で、リハーサルをすることを指します。
リハーサルとはいえ、タイムなども公表して、各流で競いますので、本番さながらの盛り上がりを見せています。
かなりの人混みや勢い水が飛び交いますので、水にぬれても良い服装で行かれたり、小さい子供がいる人は子供が迷子にならないように手をしっかり握ってはぐれないようにし気を付けて追い山や追い山ならしを楽しんでくださいね。