さっぱりとした味わいのきゅうりって本当に美味しいですよね。
サラダや酢の物など、色々な場面で活躍してくれます。
そんなきゅうりですが、切った時に種が目立つ事ってありませんか?
例えば種が黄色だったり茶色、白色だった事はありませんか?
きゅうりの種の色が通常と違うと食べていいものか迷いますよね。
ではきゅうりの種の黄色、茶色、白色の違いは何なのでしょうか?
そしてきゅうりの種は黄色でも食べれるのでしょうか?
今回はこれらの点について調べましたので、見ていって下さいね。
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きゅうりの種の黄色、茶色、白色の違いは何?
きゅうりを切って種の色に違和感を感じた経験はありませんか?
いつもと違う色だと食べても大丈夫か心配になりますよね。
きゅうりで見かける事があるのは黄色、茶色、白色ですが、これらの色の違いは何なのでしょうか?
まずきゅうりの種が黄色の場合です。
きゅうりが黄色くなる原因は主に次の3つです。
・完熟している
・低温障害
・腐っている
スーパーなどで販売されているきゅうりは未成熟な状態で収穫されているため緑色です。
しかし時間経過とともに熟していき、緑色から黄色へと変化していきます。
低温障害は病気などではなく、輸送中やお店・家庭での管理の仕方によっては発生します。
具体的にはきゅうりを10℃以下で10日ほど保存していた場合に起こりやすいといわれています。
きゅうりが腐る原因はカビや細菌が繁殖した事によるものです。
次にきゅうりの種が茶色の場合です。
きゅうりの種が茶色になる原因は低温障害です。
低温障害はきゅうりの種が黄色とは限らず、茶色になる事もあるという事です。
ちなみに茶色が薄いうちは見た目が気になる程度で食べても問題ありませんが、
茶色が濃くなってくるとえぐみが出てくるため食べても美味しくありません。
最後にきゅうりの種が白い場合です。
これは水分不足とホウ素の欠乏が原因である事が多いようです。
これも病気ではありません。
きゅうりの95%以上は水分といわれるくらい、ほとんどが水分です。
収穫した後、時間の経過とともに水分は抜けていきます。
その結果、白色になってしまうのです。
以上がきゅうりの種の色の違いです。
ただし「きゅうりがこの色だから原因は〇〇だ」→食べられる と断言できるわけではありません。
色だけで判断せずに臭いやぬめりの有無など、他の要素と併せて総合的に判断するようにしましょう。
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きゅうりの種は黄色でも食べれる?
きゅうりの種が黄色でも食べれるのでしょうか?
きゅうりの種が黄色になっている原因によりますが、完熟の場合は問題なく食べれます。
低温障害の場合も食べる事は可能です。
ただし緑色のきゅうりよりも味や食感は劣る可能性が高いですし、見た目も違和感を感じるかもしれません。
腐っている場合は当然ながら食べる事はできません。
カビや細菌が繁殖した状態なので食べると健康を損なうおそれがあります。
・きゅうりの中が濃い黄色(場合によってはオレンジ色や茶色)になっている
・異臭がする
・触るとぶよぶよしている
・皮がぬるぬるしている
・皮が溶けている
・白い液体が出ている
きゅうりがこのような状態になっている場合は腐っている可能性が高いです。
ちなみに濃い黄色は100%腐っているというわけではなく、食べられる事もあります。
しかし中心部がオレンジ色や赤に変色していた場合は食べないでください。
リスクを考えると違和感を感じるきゅうりは食べない方がいいかもしれませんね。
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まとめ
きゅうりの種が黄色の場合は完熟や低温障害、腐っているといった原因が考えられます。
茶色の場合は低温障害、白色の場合は水分やホウ素の欠乏が原因である事が多いです。
きゅうりの種が黄色で、その原因が完熟や低温障害だった場合は食べても問題ありません。
ただし緑色のきゅうりとは味や食感が異なります。
また、この色だから食べても安全とは断言できません。
色だけで判断するのは危険なので、臭いや触った時の柔らかさ、ぬめりの有無なども判断材料にしてください。
そして不安なら無理して食べない方が安心ですよ。