海に行くと色々な生き物がいますよね。
魚はもちろん、貝など種類はとても豊富です。
そして砂浜でよく見かけるのがヤドカリです。
貝殻を背負って歩くその姿が可愛いと思う人も多いでしょう。
そんなヤドカリですが、甲殻類っぽい見た目から食べられるのかな?
と思う人も中にはいるかもしれません。
果たしてヤドカリは食べれるのでしょうか?
そしてもしも食べれる場合、ヤドカリは美味しいのでしょうか?
今回はヤドカリを食用にできるのか?という疑問について調べましたので、見ていって下さいね。
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Contents
ヤドカリは食べれるのか?
砂浜に行くと大きな貝殻を背負って歩くヤドカリの姿を見かける事があります。
そんなに珍しくもないため、見た事がある人も多いのではないでしょうか。
そんなヤドカリですが、見た目がカニやエビに似た雰囲気がありますよね。
果たしてヤドカリは食べれるのでしょうか?
結論からいうと、食べれるヤドカリも存在します。
ただし砂浜などでよく見かけるような小さいヤドカリは食べる所がほとんどありません。
そのため大きいサイズのヤドカリが食用とされています。
三重県や島根県などでは大型のヤドカリが捕れるので食用として流通していて、中には旅館などで地元料理として提供している所もあります。
更に神奈川県の三浦半島の南に位置する城ヶ島では、ヤドカリを使った料理で町おこしをしています。
ただしヤドカリを素人が捕まえて食べるのは避けましょう。
ヤドカリは種類によっては体に有害なものも存在します。
更にはヤドカリが食べたエサにより、人間の体にとって毒となる成分を含んでいるおそれがあるんです。
ヤドカリに限らず食べた物が生き物に蓄積され、人間にとって有害・有毒となるリスクはあります。
なるべくプロが調理したものを食べるようにしましょう。
どうしても家で調理したい場合は、
①ヤドカリが食べられている地域で食べても安心なヤドカリを購入する
②店や漁師に話を聞いておく
以上の事は必ず守るようにしてください。
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ヤドカリは美味しい?
種類によってはヤドカリが食べられるとは言われても、味がどうなのか気になるところですよね。
実際のところ、ヤドカリは美味しいのでしょうか?
ヤドカリは可食部は少ないものの、食べた人の多くは「美味しい」という感想を持つようです。
一般的なヤドカリの食べ方は塩茹でです。
茹でたものをそのまま食べたりサラダにトッピングするなどして食べます。
ヤドカリは茹でることで甘みが引き出され、その甘さはエビにも負けない甘さです。
また、味噌汁の具材として入れると身だけでなく出汁でも美味しさを味わう事ができます。
他には新鮮なヤドカリなら刺身でも食べる事ができます。
食べられる量は少ないですが、刺身にしても甘みが強いです。
「まるで伊勢海老を食べているようだ」という声もあります。
他には塩辛にして食べる地域もあるそうです。
可食部が少ないのは残念ですが美味しいと評判のヤドカリ、ぜひ一度食べてみたいですね。
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まとめ
ヤドカリは種類によっては食べる事ができ、大きいサイズのものが食用とされています。
可食部は少ないものの、エビのような甘みを感じられ美味しいという声が多いです。
また、味噌汁に入れて出汁として味わうのも美味しいです。
ただしヤドカリはすべてが食べられるわけではありません。
ヤドカリ自体が有毒だったり、食べた物が蓄積されて人間にとって有害となる可能性があります。
こういったヤドカリを食べると体調が悪くなるなど体に支障が出るおそれがあります。
なのでなるべくプロが調理したものを食べるようにしましょう。
自宅で調理する場合はきちんとした場所から購入し、調理の方法や注意点を店や漁師に聞いてからにしてくださいね。