着物を着る時、着物の襟抜きの方法や襟の向きは?衿の衣紋抜きの付け方は?
お正月や成人式や結婚式などで着物を着る機会があるかと思います。
その時、襟抜きの方法や襟の向きはどうすればいいのでしょうか。
また衿の衣紋抜きの付け方は?
着物の襟抜きの方法や襟の向き、衿の衣紋抜きの付け方について調べましたので、見てくださいね。
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着物の襟抜きの方法や襟の向きは?
着物を着る時に美容院や、着付けのできる人に着せてもらうことが多いと思いますが、自分でも着物を着たいと思って着物を着る時、襟抜きはどうすればいいのでしょうか。
襟の向きはどっちが正しいのでしょうか。
まず襟抜きとは着物を着た時に首の後ろ辺りが拳一つ分開けることを言います。
その襟抜きの方法を書きますので、参考にしてくださいね。
襟を抜きすぎると色っぽくなり過ぎて上品さに欠ける為、気を付けてください。
着物を袖を通すときに後ろ襟と長じゅばんの襟とをピンチなどで止めて中心がずれないようにしておくとき、拳一つ分ほど余裕を持たせて着るようにします。
気終わったら横から見て襟の角度が少し倒れるようになっているといいそうです。
もし難しそうであれば最初に襟芯に少し癖を付けておくと綺麗に仕上がるそうですよ。
着物を着る時に長襦袢を下に着ますがその襟の中に襟芯というものを入れます。
この襟芯の向きは先がとがっている方が体の内側に来るように入れてくださいね。
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着物の衣紋抜きの付け方は?
衣紋抜きとは先ほど書いた襟抜きした形をキープするために付けられるものです。
必ず衣紋抜きを付けなければいけないというものではありませんし、着付け教室などによっては衣紋付け無しで着付けを教えられているところもあるようですね。
その衣紋抜きの付け方ですが、背中の中心当たりの襟付けをほどいて縫い付けるそうです。
こうすることによって襟が下に下がってきれいに抜けるようになるそうです。
もし自分で付けるのが難しいと思われるのでしたら、衣紋抜き付きの長襦袢も売られていますので、そちらを選ばれてもいいかと思いますよ。
まとめ
着物を着る時に後ろの襟がゆったりしすぎているとだらしなく見えてしまったりします。
自分で着る時には鏡などで襟の角度を確認しながらピンチで長襦袢の襟と一緒に止めておき、再度横から見た時に角度が少し下がっているようになっているかなどを確認するようにして下さいね。
衣紋抜きという襟抜きがキレイにできる物があり、長襦袢に浸けることによって襟抜きがしやすくなっているものがあるそうです。
長襦袢の背中の中心当たりの襟に取り付けられますので、使ってみてくださいね。
普段なかなか着る機会の無い着物ですので、きれいに着付けして着物を楽しんでくださいね。