秋が近づくにつれて外から鈴虫のリーンリーンという音が聞こえてきますよね。
その鈴虫の餌は野菜なのでしょうか。
また鈴虫が共食いをしてしまう理由は?
オスは食べられてしまうのでしょうか。
鈴虫の餌は野菜なのかや、共食いをする理由、オスは食べられてしまうのかについて調べましたので、見てくださいね。
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鈴虫の餌は野菜?
鈴虫のリーンリーンという鳴き声を聞くと癒されると飼育されている人もいるのではないでしょうか。
成虫の羽化は7月下旬頃から始まり、9月いっぱいまでは鳴き声を聞くことができるそうです。
鈴虫が鳴くのは秋というイメージがあるかもしれませんが、実は夏の暑い時期から鈴虫は鳴いているそうです。
鳴くのはオスだけだそうで、仕組みとしては羽根にある脈が発達しており、太い脈の一部はヤスリのようになっているそうです。
この羽根を垂直に立てて左右に細かく震わせてヤスリをこすり合わせることによって鈴虫のリーンという鳴き声になるそうです。
鈴虫の食べる物と言えばキュウリやナスなどの野菜や果物をあげて飼育する人も多くいるかと思いますが、鈴虫は雑食性の虫で、小さな昆虫などの死骸なども食べるそうです。
もし家で飼育しているのでしたら、野菜の他に煮干しなども一緒に与えると良いそうです。
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鈴虫が共食いをする理由は?オスが食べられる?
鈴虫は先ほども書いたように雑食性の虫になっています。
そのため野菜などしか食べていないと動物性たんぱく質が不足してしまうことになり、身近にいる仲間を食べてしまうことがあるようです。
これも自然の摂理と言ったらそれまでなのかもしれませんが、弱いものが強いものに食べられてしまい、強い種が残るという事なのかもしれません。
特に鈴虫はオスよりもメスの方が強い生き物と言われており、産卵シーズンに入ると栄養を補給するためにオスがメスに食べられてしまうと言ったことが少なからずあるようです。
種を残すためにはメスが生き残らないといけないという本能が働いているのかもしれませんね。
もし飼育をされているのでしたら、忘れずに餌を野菜だけではなく、煮干しや鰹節などの動物戦たんぱく質のあるものを一緒にあげるようにして、少しでも共食いの数を減らすようにして下さいね。
まとめ
鈴虫は餌は野菜などを食べる草食系かと思われるかもしれませんが、実は雑食の虫で野生の鈴虫ですと小さな昆虫の死骸などを食べたりしているそうです。
食べる餌が無い時や、メスの産卵シーズンになると共食いが多くなってしまうことがあります。
メスがオスよりも強い虫になっているそうで、オスが食べられてしまうことが多いそうです。
儚げで綺麗な音色を奏でる鈴虫ですが、生きる為には共食いもしてしまう強い虫でもあるのかもしれませんね。