昔からトンボは縁起物と言われているようですが、理由は何なのでしょうか。
また餌は蚊?トンボの飛び方はどんな感じで飛ぶのでしょうか。
トンボは子供の頃に止まっているところを目を回すために目玉の前で指をくるくる回したりしたことがあるかと思います。
トンボが縁起物の理由や、餌は蚊なのかや飛び方について書いていきますので、見てくださいね。
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トンボが縁起物の理由は?
トンボは昔から日本では縁起物の昆虫と言われてきましたが、その理由は何なんでしょうか。
トンボは勝ち虫とよばれており、前にしか進まず退かないということから「不退転」の精神を表す虫であると言われてきたそうです。
戦国時代には兜や鎧などの武具や陣羽織や印籠の装飾にも使われていたほど武士の間ではトンボを使うことが多かったようです。
素早く飛び回って害虫を食べ、前進だけで後退しない攻撃的な姿から勝ち虫であるとされてきたそうです。
また、雄略天皇が狩りに出た時に腕に止まったアブをトンボが捕食したということから「勝利を呼び込む縁起のいい虫である」というのがトンボは勝ち虫で縁起が良いと言われるようになった由来であるとも言われています。
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トンボの餌は蚊?
またトンボは幼虫であるヤゴの時からボウフラやハエ、成虫になってからも同じようにハエや蚊を捕食する益虫としても知られています。
特に餌は蚊だけではなく、生きている昆虫なども飛んでいる最中に器用に捕まえて食べるようですね。
人にとっては害虫を食べてくれるトンボは益虫として知られているそうです。
トンボの飛び方は?
ではトンボは前にしか進まないと先ほども書きましたが、どのように飛ぶのでしょうか。
トンボには4枚の羽根がついており、この4枚の羽根をうまく使って飛びます。
4枚の羽根を同時に動かすという事ではなく、羽根ごとに違う筋肉が付いており、それぞれに動かし方を変えて、早く飛んだり急な方向転換も上手にすることができる虫であるそうです。
また、この羽根が飛び方に合わせて羽根の形を変えて飛ぶことができるという事が最近分かったそうで、前にしか進まないと思われていたトンボですが、これらの羽根を上手に使って少しだけですが後ろに飛ぶこともできるそうです。
このように外で見かけるトンボは簡単に飛んでいるように見えますが、実は様々な羽根の形を変えたりして素早く動いたり急な方向転換をすることによって空中に飛んでいる虫を捕まえることができるようですね。
まとめ
トンボは空中で止まっていたり、飛び方は気づかないだけで4枚の羽根を上手に使って高度な飛び方を可能にしている虫であります。
4枚それぞれ別に動かすことによって空中で止まったりという動きもできるトンボですので、もし見かけたらどのようにして飛んでいるのか観察してみてはどうでしょうか。