浴衣には作り帯と平帯というものがあるそうですが、違いはどうなっているのでしょうか。
また、作り帯はださいのでしょうか。
浴衣の作り帯と平帯の違いなどについて調べたので、見てくださいね。
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浴衣の作り帯と平帯の違いは何?
浴衣を夏祭りや花火大会などで着る人もいるかと思います。
昔は普段着とというより、風呂上りに着る物だったそうで、江戸時代に入ると庶民に人気の衣類の一種になったと言われています。
着物よりは簡単に着ることができますが、やはり帯は必要になってきますので、ある程度帯の結び方を練習しておかないと出先などで帯が緩んでしまうなんてことにもなります。
現代では日常的に着物や浴衣を着る機会は少なくなっているため、着付けができない人が多くなっています。
そういった人でも手軽に着られるようにと考えられたものの一つに作り帯というものがあるそうです。
作り帯は最初から帯の結び目を最初から仕上げた状態で固定しているものや、胴に帯を巻いた後、結びを差し入れ、紐やクリップで固定する帯のことを言います。
これがあると、帯結びができなくても大丈夫なので、店頭などにも作り帯とセットになった浴衣が売られているようです。
これとは逆に平帯は長さが大体3m前後あり、着物の帯よりも中に芯の入っていないものです。
先ほど書いた作り帯とは違い、自分で帯結びをして巻くものになっています。
簡単に言えば作り帯は帯結びがもう作られているのと平帯は自分で帯結びをするものということになるかと思います。
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作り帯はださい?
先ほども書いた作り帯は最初から帯結びされているものですので、自分で帯結びを変える事はできません。
そのため、自分で帯結びをするよりも形が綺麗にできてはいるのですが、年齢を重ねた人が作り帯をするとダサいというよりは帯結びを自分でできた方がより女性らしいという目で見られてしまうことがあるようです。
自分で帯結びができると体型に合わせた形にできたりもしますし、作り帯は若い人ならいいけどいい大人で作り帯はダサいと思われてしまうかもしれませんね。
ですが、人混みの多い夏祭りや花火大会で帯が緩んでしまうことが無いなどのメリットもありますので、作り帯を使うのが全ていけないという事はないのではないでしょうか。
浴衣の帯は着物の帯に比べると扱いやすいものですので、もし売られている作り帯の形が自分に合わないと思われたら自分で帯結びにチャレンジしてみても良いのではないでしょうか。
まとめ
浴衣は着物に比べると着やすいものですが、やはり帯を結べないと浴衣を着ようと思えないですよね。
そんな時に便利なのが作り帯ですが、見る人によっては作り帯は子供っぽいと思う人もいるようです。
浴衣の帯は着物の帯よりも柔らかく使いやすいので自分で帯結びできるように練習してもいいかもしれませんね。