キッチンは特に自炊をする人には欠かせない重要な場所です。
そんなキッチンですが狭いという事も珍しくありません。
特に一人暮らしのマンションの場合はどうしてもキッチンが狭くなってしまいます。
そうなると少しでも空間を有効活用したいと思いますよね。
例えば置く場所に困るものといえば炊飯器やトースター、ケトルなどではないでしょうか。
果たして電子レンジの上に炊飯器やトースター、ケトルを置いてはいけないのでしょうか?
今回は電子レンジの上に物を置いてもいいのかどうかについて調べましたので、見ていって下さいね。
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電子レンジの上に炊飯器を置いてはいけない?
多くの家にある炊飯器。
お米を炊くだけでなく、蒸したりなど色々な使い方ができるので重宝しているという人も多いでしょう。
ただ炊飯器って場所を取るんですよね。
電子レンジの上なら平らだし置きやすそうですが、電子レンジの上に炊飯器を置いてはいけないのでしょうか?
電子レンジのメーカーによって設置場所の条件はやや異なるものの、共通している点はあります。
それは“電子レンジの上に直接物を置く事はNG”という事です。
電子レンジの取扱説明書には“電子レンジの上に物を乗せる事を禁止する”という旨の記載があります。
更に“一般社団法人 日本電機工業会(JEMA)”のホームページにも“本体の上に物を置かない”という注意事項が記載されています。
ただ、なかなかここまで熟読する人は少ないのではないでしょうか。
何故電子レンジの上に炊飯器を置いてはいけないのかというと、電子レンジは使うと高熱になります。
そんな電子レンジの上に直接物を置くと故障やケガ、火事などの原因となりかねません。
故障はしなかったとしても、炊飯器の場合は表面のプラスチック部分が溶けるでしょう。
特にオーブンレンジ機能を搭載していて、その機能を使う場合は電子レンジとして使った時よりも更に高温になります。
電子レンジの上に炊飯器を直接置かないようにしましょう。
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電子レンジの上にトースターを置いてはいけない?
では炊飯器よりも小さなトースターは置いてはいけないのでしょうか?
結論からいうと、トースターであろうとも電子レンジの上に置いてはいけません。
理由は先ほども書いた通り、電子レンジで温めると外側も高熱になります。
つまりトースターにも熱が伝わり、故障やケガ、火事などに繋がるおそれがあるんです。
また、トースター自体も使うと高熱になります。
電子レンジの上にトースターを置いた状態でトースターを使うと、トースターの高熱が電子レンジの方に伝わってしまいます。
すると今度は電子レンジが故障したり、ケガや火事の原因となる可能性があります。
電子レンジの上にトースターを直接置くのはとても危険な行為です。
スペースを無駄にしたくない気持ちは分かりますが、電子レンジの上に直接置かないようにしましょう。
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電子レンジの上にケトルを置いてはいけない?
ではトースターよりも更に小型のケトルは電子レンジの上に置いてはいけないのでしょうか?
その答えはもちろんNGです。
電子レンジの上は想像以上に高温となります。
なのでサイズにかかわらず電子レンジの上に物は置かないようにしてください。
また、ケトルは水を入れて使うため電子レンジが濡れる事があるかもしれません。
当然故障の原因となるおそれがあるので、そういった点からも置かないようにしましょう。
ちなみにこれまで繰り返し“直接”置かないようにと書いていますが、これは裏を返せば直接置かなければいいという事になります。
メーカーによって数値に差はあるものの、多くの場合は10~20㎝のスペースが必要となっています。
ただ直接置かなければいいというわけではなく、ある程度のスペースが必要という事です。
これを踏まえたうえで、電子レンジの上に物を置きたい場合はラックなどでスペースを確保するといいでしょう。
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まとめ
電子レンジは使うと表面も高熱になります。
オーブンレンジ機能を使うと更に高熱になります。
そんな電子レンジの上に物を置くと故障やケガ、火事などの原因となるおそれがあります。
なので電子レンジの上に炊飯器やトースター、ケトルは直接置かないでください。
ただし電子レンジが必要とするスペースを確保できるなら上に置く事はできます。
電子レンジは使い方がそれほど難しくなく、そのため取扱説明書をほとんど読まずに使う人も多いです。
取扱説明書には設置するための条件が記載されています。
電子レンジの上に何かを置きたい場合はこの条件をしっかりと確認し、安全な状態を作ってから置くようにしてくださいね。