魚って美味しいですよね。
焼き魚や煮魚、刺身など、数多くの調理法があるので様々な料理を楽しめます。
そんな魚にバツ印の切り込みが入っている事がありますよね。
魚のバツ印の切り込みの理由は何なのでしょうか?
そしてこの切り込みの名前は何というのでしょうか?
魚のバツ印に関する色々な疑問について調べましたので、見ていって下さいね。
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魚のバツ印の切り込みの理由は何?
魚って色々な食べ方があって美味しいですよね。
魚料理の匂いがすると食欲が増します。
ところで、魚料理によってはバツ印の切り込みが入っているのを見た事はありませんか?
例えば焼き魚や煮魚、他には蒸したり揚げたりする魚料理などです。
この魚のバツ印の切り込みの理由は何なのでしょうか?
その理由は焼いたり煮たりした際の魚の特徴にあります。
魚は過熱すると身が膨らみます。
反対に皮は縮んでしまいます。
つまりそのまま魚を焼いたり煮たりすると、
・身と皮が剥がれる
・魚が反り返る
・身が崩れる
といった状態になってしまうんです。
その状態で人に提供するのは見栄えが悪いですよね。
バツ印に切り込みを入れることでそれを防げるのです。
ちなみにこの切り込みは見栄えを良くするだけではありません。
切り込みを入れると火の通りが良くなります。
また、煮魚の場合は魚に煮汁が染み込みやすくなるという効果もあります。
更に食べる時に箸を入れやすく、身離れが良くなります。
このように、魚のバツ印の切り込みには多くの効果やメリットがあるのです。
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魚の切り込みの名前は?
ところで魚に入っているあの切り込みの名前は何というのでしょうか?
あの切り込みの名前は「飾り包丁」や「隠し包丁」と呼ばれる事が多いです。
ただ、正確にはこの2つは異なります。
先ほども書いたように、隠し包丁は切り込みを入れることで身崩れを防いだり味が染み込みやすくしたりなど、様々なメリットがあります。
一方の飾り包丁の目的は、皿に盛り付けた時に視覚的に華やかな印象を与えるというものです。
ちなみにこの飾り包丁や隠し包丁は魚にだけ使うものではありません。
また、飾り包丁や隠し包丁にもいくつか種類があります。
例えば、
・十字に切り込み(大根など)
・斜め格子模様に切り込み(ナス、こんにゃくなど)
といった感じです。
飾り包丁や隠し包丁を入れるだけで味の染み込み方や食べやすさ、見た目が変わってきます。
料理をする際は積極的に取り入れていきたいところですね。
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まとめ
魚のバツ印の切り込みは、身と皮が剥がれたり身が崩れるのを防ぐ役割があります。
また味が染み込みやすくなったり、火が通りやすくなるといった役割もあります。
更に食べやすくなるといったメリットもあります。
この切り込みは「飾り包丁」「隠し包丁」と言われる事が多いです。
飾り包丁や隠し包丁は色々な切り方があります。
また魚だけでなく野菜などにも使われます。
飾り包丁や隠し包丁を入れるだけで、見た目や味の染み込み方がまったく変わります。
ぜひ取り入れてみてくださいね。